OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第53回 作業療法士国家試験 午後 第67問

生理学第53回午後
ホルモン分泌について正しいのはどれか。 1. プロラクチンは乳腺から分泌される。 2. 卵胞刺激ホルモンは視床下部から分泌される。 3. エストロゲンは下垂体ホルモン分泌を促進する。 4. 黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。 5. 性腺刺激ホルモン放出ホルモンは下垂体から分泌される。
  1. 1. プロラクチンは乳腺から分泌される。
  2. 2. 卵胞刺激ホルモンは視床下部から分泌される。
  3. 3. エストロゲンは下垂体ホルモン分泌を促進する。
  4. 4. 黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。 ✓
  5. 5. 性腺刺激ホルモン放出ホルモンは下垂体から分泌される。

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — 黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。 黄体化ホルモン(LH)は下垂体前葉から分泌され、卵巣の黄体細胞に作用してプロゲステロン分泌を促進します。これは女性の月経周期で重要な内分泌調節機構です。 --- 【各選択肢の解説】 1. プロラクチンは乳腺から分泌される。 ❌ 誤り。プロラクチンは下垂体前葉から分泌されるホルモンであり、乳腺に作用して乳汁分泌を促進します。乳腺は標的臓器であって分泌源ではありません。 2. 卵胞刺激ホルモンは視床下部から分泌される。 ❌ 誤り。卵胞刺激ホルモン(FSH)は下垂体前葉から分泌されます。視床下部から分泌されるのはGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)です。 3. エストロゲンは下垂体ホルモン分泌を促進する。 ❌ 誤り。エストロゲンは卵巣から分泌される性ホルモンで、一般的には下垂体ホルモン分泌を負のフィードバックにより抑制します。高濃度では排卵前のLHサージを促進する例外があります。 4. 黄体化ホルモンはプロゲステロンの分泌を促進する。 ✅ 正しい。LHは下垂体前葉から分泌され、卵巣の黄体に直接作用してプロゲステロン産生・分泌を促進します。 5. 性腺刺激ホルモン放出ホルモンは下垂体から分泌される。 ❌ 誤り。GnRHは視床下部から分泌されるホルモンで、下垂体前葉に作用してFSHとLHの分泌を促進します。 --- 【試験対策ポイント】 • ホルモン分泌源の層別:視床下部→視床下部ホルモン(GnRH等)、下垂体前葉→下垂体ホルモン(FSH、LH、プロラクチン等) • 月経周期の内分泌調節:GnRH→FSH/LH→エストロゲン/プロゲステロン • ネガティブフィードバック:卵巣ホルモンは一般的に下垂体・視床下部を抑制
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