第53回 作業療法士国家試験 午後 第77問
病理学概論第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第77問(病理学概論)の正答は 2 です。ショックでは通常、血圧の低下を補おうと交感神経が働いて頻脈になる。
問題
ショックの発症初期に徐脈がみられるのはどれか。
- 1. アナフィラキシー反応
- 2. 血管迷走神経反射 ✓
- 3. 重症熱傷
- 4. 大量出血
- 5. 敗血症
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.4%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 血管迷走神経反射
ショックでは通常、血圧の低下を補おうと交感神経が働いて頻脈になる。血管迷走神経反射は、迷走神経の過剰な興奮で心拍が落ちると同時に交感神経の緊張が抜けて血管が拡張するため、初期から徐脈と血圧低下が同時に起こる。
【各選択肢の解説】
1. アナフィラキシー反応
❌ 誤り。正しくは、ヒスタミンなどで血管が拡張して血圧が下がり、代償として頻脈になる。
❌ 誤り。正しくは、ヒスタミンなどで血管が拡張して血圧が下がり、代償として頻脈になる。
2. 血管迷走神経反射
✅ 正しい。痛み・恐怖・長時間の立位・採血などが引き金となり、徐脈・血圧低下・失神を起こす。
✅ 正しい。痛み・恐怖・長時間の立位・採血などが引き金となり、徐脈・血圧低下・失神を起こす。
3. 重症熱傷
❌ 誤り。正しくは、創面から血漿成分が失われて循環血液量が減り、代償として頻脈になる。
❌ 誤り。正しくは、創面から血漿成分が失われて循環血液量が減り、代償として頻脈になる。
4. 大量出血
❌ 誤り。正しくは、循環血液量が減って心拍出量が落ちるのを補うため、頻脈になる。
❌ 誤り。正しくは、循環血液量が減って心拍出量が落ちるのを補うため、頻脈になる。
5. 敗血症
❌ 誤り。正しくは、感染に伴う炎症で血管が拡張し、発熱とともに頻脈になる。
❌ 誤り。正しくは、感染に伴う炎症で血管が拡張し、発熱とともに頻脈になる。
【試験対策ポイント】
| ショック | 主な原因の仕組み | 初期の脈拍 |
|---|---|---|
| 出血・熱傷 | 循環血液量の減少 | 頻脈 |
| アナフィラキシー | 血管拡張・透過性亢進 | 頻脈 |
| 敗血症 | 炎症による血管拡張 | 頻脈 |
| 血管迷走神経反射 | 迷走神経の過剰な興奮 | 徐脈 |
| 神経原性(頸髄損傷など) | 交感神経の遮断 | 徐脈 |
「ショックなのに徐脈」は迷走神経優位か交感神経の遮断を考える。
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