OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午前 第36問

地域作業療法学第54回午前

第54回 作業療法士国家試験 午前 第36問(地域作業療法学)の正答は 2 です。地域包括ケアシステムは「住まい・医療・介護・予防・生活支援」の5つの構成要素からなり、住まいおよび住まい方はその中核に位置づけられている。

問題
地域包括ケアシステムで正しいのはどれか。
  1. 1. 一次医療圏が基本単位として想定されている。
  2. 2. 住まいや住まい方が構成要素に含まれている。
  3. 3. 地域包括ケアシステムは国が中心になり作り上げる。
  4. 4. ボランティアは公助として果たす役割が求められている。
  5. 5. 地域ごとに差がでないよう均一なシステムが求められている。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 住まいや住まい方が構成要素に含まれている

地域包括ケアシステムは「住まい・医療・介護・予防・生活支援」の5つの構成要素からなり、住まいおよび住まい方はその中核に位置づけられている。


【各選択肢の解説】

1. 一次医療圏が基本単位として想定されている。
❌ 誤り。地域包括ケアシステムの基本単位は中学校区(おおむね30分で移動できる圏域)が目安とされている。
2. 住まいや住まい方が構成要素に含まれている。
✅ 正しい。5要素(住まい・医療・介護・予防・生活支援)のうち「住まい」が基盤として最も重要視されている。
3. 地域包括ケアシステムは国が中心になり作り上げる。
❌ 誤り。地域の実情に応じて市町村・地域包括支援センターが主体となり構築するシステムである。
4. ボランティアは公助として果たす役割が求められている。
❌ 誤り。ボランティアは互助(地域住民による相互支援)に分類される。
5. 地域ごとに差がでないよう均一なシステムが求められている。
❌ 誤り。地域の特性・実情に応じた多様なシステムの構築が基本理念であり、均一化は求められていない。

【試験対策ポイント】

地域包括ケアシステムの4助:自助・互助・共助・公助。「中学校区30分圏域」「市町村が主体」「5要素の中心に住まい」の3点は必須知識。ボランティア・地域の支え合いは互助、介護保険は共助、生活保護・税は公助の分類も頻出。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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