第54回 作業療法士国家試験 午前 第39問
リハビリテーション医学第54回午前
第54回 作業療法士国家試験 午前 第39問(リハビリテーション医学)の正答は 1・4 です。ICF(国際生活機能分類,WHO 2001)は、障害のある人だけでなくすべての人の生活機能と健康状態を、中立的な言葉で記述する分類である。
問題
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. すべての人に関する分類である。 ✓
- 2. 環境因子は障害の程度とは関係がない。
- 3. 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
- 4. 分類された構成要素には評価点を付与できる。 ✓
- 5. 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
正答:1・4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.2%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・4番 — すべての人に関する分類である。・分類された構成要素には評価点を付与できる。
ICF(国際生活機能分類,WHO 2001)は、障害のある人だけでなくすべての人の生活機能と健康状態を、中立的な言葉で記述する分類である。心身機能・身体構造・活動と参加・環境因子にはコードと評価点がある。
【各選択肢の解説】
1. すべての人に関する分類である。
✅ 正しい。ICFは障害を特定の人の特徴とせず、健康状態と環境の相互作用で誰にでも起こりうるものととらえるため、すべての人を対象とする。
✅ 正しい。ICFは障害を特定の人の特徴とせず、健康状態と環境の相互作用で誰にでも起こりうるものととらえるため、すべての人を対象とする。
2. 環境因子は障害の程度とは関係がない。
❌ 誤り。正しくは、環境因子は生活機能を高める促進因子にも、制限を生む阻害因子にもなり、障害の程度を左右する。
❌ 誤り。正しくは、環境因子は生活機能を高める促進因子にも、制限を生む阻害因子にもなり、障害の程度を左右する。
3. 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
❌ 誤り。正しくは、ICFは「できること」(生活機能)を肯定的側面、機能障害・活動制限・参加制約を否定的側面として、両面を表せる。
❌ 誤り。正しくは、ICFは「できること」(生活機能)を肯定的側面、機能障害・活動制限・参加制約を否定的側面として、両面を表せる。
4. 分類された構成要素には評価点を付与できる。
✅ 正しい。分類コードの後に評価点(0=問題なし〜4=完全な問題)を付けて、問題の程度を数量的に表す。
✅ 正しい。分類コードの後に評価点(0=問題なし〜4=完全な問題)を付けて、問題の程度を数量的に表す。
5. 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
❌ 誤り。個人因子(年齢・性別・生活歴・価値観など)は社会や文化による違いが大きく、ICFでは分類されていない。正しくは、個人因子にはコードも評価点もなく、量的には判定しない。
❌ 誤り。個人因子(年齢・性別・生活歴・価値観など)は社会や文化による違いが大きく、ICFでは分類されていない。正しくは、個人因子にはコードも評価点もなく、量的には判定しない。
【試験対策ポイント】
| 構成要素 | 分類・評価点 |
|---|---|
| 心身機能・身体構造 | あり |
| 活動と参加 | あり |
| 環境因子 | あり(促進因子・阻害因子) |
| 個人因子 | 分類なし・評価点なし |
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