第54回 作業療法士国家試験 午前 第40問
生理学第54回午前
第54回 作業療法士国家試験 午前 第40問(生理学)の正答は 4 です。咳をしている人には、飛沫を周囲に飛ばさないよう、本人にサージカルマスクを着けてもらうのが咳エチケット(呼吸器衛生)の基本である(CDC 隔離予防策のためのガイドライン 2007)。
問題
作業療法室に咳き込む入院患者が来室した際、その患者への適切な指導はどれか。
- 1. 手袋の着用を促す。
- 2. 咳をするときは手でしっかりと口を覆うよう促す。
- 3. 病室に戻ってからしっかりと手指衛生を行うよう促す。
- 4. 装着が可能であればサージカルマスクを着けるよう促す。 ✓
- 5. 呼吸器感染症があれば他の患者と45cm以上距離を空けるよう促す。
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.6%標準
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 装着が可能であればサージカルマスクを着けるよう促す。
咳をしている人には、飛沫を周囲に飛ばさないよう、本人にサージカルマスクを着けてもらうのが咳エチケット(呼吸器衛生)の基本である(CDC 隔離予防策のためのガイドライン 2007)。
【各選択肢の解説】
1. 手袋の着用を促す。
❌ 誤り。咳による感染は主に飛沫で広がり、本人の手袋では防げない。正しくは、飛沫の拡散を防ぐには本人のマスク着用が必要である。
❌ 誤り。咳による感染は主に飛沫で広がり、本人の手袋では防げない。正しくは、飛沫の拡散を防ぐには本人のマスク着用が必要である。
2. 咳をするときは手でしっかりと口を覆うよう促す。
❌ 誤り。手で覆うと手に病原体が付き、その手で触れた物を介して広がる。正しくは、マスクがなければティッシュで口と鼻を覆い、なければ袖や肘の内側で覆う。
❌ 誤り。手で覆うと手に病原体が付き、その手で触れた物を介して広がる。正しくは、マスクがなければティッシュで口と鼻を覆い、なければ袖や肘の内側で覆う。
3. 病室に戻ってからしっかりと手指衛生を行うよう促す。
❌ 誤り。病室に戻るまでの間に、汚染した手で作業療法室の物品に触れてしまう。正しくは、咳やくしゃみで手が汚れたらその場ですぐに手指衛生を行う。
❌ 誤り。病室に戻るまでの間に、汚染した手で作業療法室の物品に触れてしまう。正しくは、咳やくしゃみで手が汚れたらその場ですぐに手指衛生を行う。
4. 装着が可能であればサージカルマスクを着けるよう促す。
✅ 正しい。マスクは飛沫を発生源で止めるため、周囲の人や環境の汚染を最も確実に減らせる。
✅ 正しい。マスクは飛沫を発生源で止めるため、周囲の人や環境の汚染を最も確実に減らせる。
5. 呼吸器感染症があれば他の患者と45cm以上距離を空けるよう促す。
❌ 誤り。45 cmでは飛沫が届く。正しくは、呼吸器感染症のある人とは1 m以上の距離を空ける(CDC 隔離予防策のためのガイドライン 2007)。
❌ 誤り。45 cmでは飛沫が届く。正しくは、呼吸器感染症のある人とは1 m以上の距離を空ける(CDC 隔離予防策のためのガイドライン 2007)。
【試験対策ポイント】
| 咳エチケットの手順 | 内容 |
|---|---|
| まず | サージカルマスクを着ける |
| マスクがないとき | ティッシュ、なければ袖・肘の内側で覆う |
| 手が汚れたら | すぐに手指衛生 |
| 距離 | 他の人と1 m以上 |
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