第54回 作業療法士国家試験 午前 第42問
作業療法評価学第54回午前
依存性薬物で重篤な離脱症状がみられるのはどれか。2つ選べ。
1. 大麻
2. 覚醒剤
3. コカイン
4. モルヒネ
5. ベンゾジアゼピン系薬剤
- 1. 大麻
- 2. 覚醒剤
- 3. コカイン
- 4. モルヒネ ✓
- 5. ベンゾジアゼピン系薬剤 ✓
正答:4・5番
解説
■ 正答:4番・5番 — モルヒネ、ベンゾジアゼピン系薬剤
モルヒネとベンゾジアゼピン系薬剤は身体依存性が強く、急激な中止により重篤な離脱症状(禁断症状)を引き起こします。これらは医療現場でも離脱症状対策が重要な薬物です。
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**【各選択肢の解説】**
1. 大麻
❌ 誤り。精神依存性は強いが、身体依存性は弱く、重篤な離脱症状は出現しません。
2. 覚醒剤
❌ 誤り。精神依存性は極めて強いですが、身体依存性は比較的弱く、重篤な身体的離脱症状は報告されていません。
3. コカイン
❌ 誤り。精神依存性が強いですが、身体依存性は弱く、重篤な離脱症状を呈しません。
4. モルヒネ
✅ 正しい。オピオイド系鎮痛薬の代表で、身体依存性が強く、急激な中止により悪寒、発汗、嘔吐、下痢、不眠など重篤な離脱症状が出現します。
5. ベンゾジアゼピン系薬剤
✅ 正しい。抗不安薬・睡眠薬として医療現場で使用される薬物で、身体依存性が強く、急激な中止により痙攣、振戦、不安感、不眠など危険な離脱症状が発生します。
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**【試験対策ポイント】
- 重篤な離脱症状を呈する薬物:モルヒネ(オピオイド)、ベンゾジアゼピン系
- 精神依存性は強いが身体依存性は弱い:覚醒剤、コカイン、大麻
- 医療現場での離脱症状対策が必要な薬物が試験出題の対象