第54回 作業療法士国家試験 午前 第46問
第54回 作業療法士国家試験 午前 第46問(発達障害作業療法)の正答は 1 です。TEACCHは米国ノースカロライナ州で始まった、自閉症(自閉スペクトラム症)の人とその家族を対象とする包括的な支援プログラムで、名称の Treatment and Education of Autistic and related Communication handicappe…
- 1. 自閉症 ✓
- 2. 素行障害
- 3. 選択性緘黙
- 4. チック障害
- 5. 反応性愛着障害
正答:1番
初回正答率 73.3%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
TEACCHは米国ノースカロライナ州で始まった、自閉症(自閉スペクトラム症)の人とその家族を対象とする包括的な支援プログラムで、名称の Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children にも Autistic(自閉症)が入っている。
【各選択肢の解説】
✅ 正しい。自閉症の人は見て分かる情報の理解が得意なことが多いため、TEACCHでは構造化(場所・時間・手順を目で見て分かる形にする)で環境を本人に合わせ、自立した活動を支える。
❌ 誤り。素行障害はTEACCHの対象ではない。正しくは、他者の権利や年齢相応の社会的規範を繰り返し侵害する行動(攻撃・破壊・うそ・規則違反など)を特徴とする障害で、親への支援(ペアレントトレーニング)など家族・環境への介入が用いられる。
❌ 誤り。選択性緘黙はTEACCHの対象ではない。正しくは、家庭では話せるのに学校など特定の社会的状況で一貫して話せない状態で、DSM-5では不安症群に分類される。
❌ 誤り。チック障害はTEACCHの対象ではない。正しくは、突発的・反復的な運動や発声(チック)を特徴とする神経発達症で、トゥレット症はその一型である。
❌ 誤り。反応性愛着障害はTEACCHの対象ではない。正しくは、乳幼児期の極端に不十分な養育によって養育者への愛着行動が乏しくなる状態で、DSM-5では心的外傷およびストレス因関連障害群に分類される。
【試験対策ポイント】
TEACCHのキーワード=自閉症・構造化(物理的構造化=場所と活動を対応させる/スケジュール=いつ何をするか/ワークシステム=何をどれだけやれば終わりか/視覚的構造化=課題そのものを見て分かる形にする)。自閉症の支援法としてPECS(絵カード交換式コミュニケーション)とあわせて出る。
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