第54回 作業療法士国家試験 午前 第67問
生理学第54回午前
第54回 作業療法士国家試験 午前 第67問(生理学)の正答は 3 です。咽頭期は、嚥下反射によって食塊を咽頭から食道へ送る時期である。
問題
摂食嚥下の咽頭期に生じる現象で正しいのはどれか。
- 1. 吸気
- 2. 咀嚼
- 3. 喉頭蓋反転 ✓
- 4. 鼻咽腔開放
- 5. 輪状咽頭筋収縮
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.9%標準
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 喉頭蓋反転
咽頭期は、嚥下反射によって食塊を咽頭から食道へ送る時期である。喉頭が挙上し喉頭蓋が反転して喉頭の入口をふさぐことで、食塊が気道へ入るのを防ぐ。
【各選択肢の解説】
1. 吸気
❌ 誤り。正しくは、咽頭期には呼吸が一時的に止まる(嚥下性無呼吸)。嚥下後は呼気から再開することが多い。
❌ 誤り。正しくは、咽頭期には呼吸が一時的に止まる(嚥下性無呼吸)。嚥下後は呼気から再開することが多い。
2. 咀嚼
❌ 誤り。正しくは、咀嚼して食塊をつくるのは準備期(口腔準備期)である。
❌ 誤り。正しくは、咀嚼して食塊をつくるのは準備期(口腔準備期)である。
3. 喉頭蓋反転
✅ 正しい(=正答)。舌骨・喉頭が前上方へ引き上げられ、喉頭蓋が後下方へ倒れて喉頭口を覆い、声門閉鎖とあわせて誤嚥を防ぐ。
✅ 正しい(=正答)。舌骨・喉頭が前上方へ引き上げられ、喉頭蓋が後下方へ倒れて喉頭口を覆い、声門閉鎖とあわせて誤嚥を防ぐ。
4. 鼻咽腔開放
❌ 誤り。正しくは、咽頭期には軟口蓋が挙上して鼻咽腔が閉鎖し、食塊が鼻腔へ逆流するのを防ぐ。
❌ 誤り。正しくは、咽頭期には軟口蓋が挙上して鼻咽腔が閉鎖し、食塊が鼻腔へ逆流するのを防ぐ。
5. 輪状咽頭筋収縮
❌ 誤り。正しくは、咽頭期には輪状咽頭筋(上部食道括約筋)が弛緩し、食道入口部が開いて食塊が食道へ入る。
❌ 誤り。正しくは、咽頭期には輪状咽頭筋(上部食道括約筋)が弛緩し、食道入口部が開いて食塊が食道へ入る。
【試験対策ポイント】
| 咽頭期に起こること | 役割 |
|---|---|
| 軟口蓋挙上(鼻咽腔閉鎖) | 鼻腔への逆流を防ぐ |
| 舌骨・喉頭挙上、喉頭蓋反転、声門閉鎖 | 気道を守る |
| 嚥下性無呼吸 | 気道を守る |
| 輪状咽頭筋弛緩(食道入口部開大) | 食塊を食道へ通す |
ひっかけは「閉鎖↔開放」「弛緩↔収縮」の入れ替えである。
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