OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午前 第74問

運動学第54回午前

第54回 作業療法士国家試験 午前 第74問(運動学)の正答は 1・4 です。安静時の呼気は肺と胸郭の弾性による受動的なものだが、努力性呼気では呼気筋が働く。

問題
努力性呼気時に働く筋はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 腹直筋 ✓
  2. 2. 横隔膜
  3. 3. 外肋間筋
  4. 4. 内肋間筋 ✓
  5. 5. 胸鎖乳突筋

正答:1・4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41.7%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・4番 — 腹直筋・内肋間筋

安静時の呼気は肺と胸郭の弾性による受動的なものだが、努力性呼気では呼気筋が働く。腹筋群(腹直筋など)は腹圧を上げて横隔膜を押し上げ、内肋間筋は肋骨を引き下げて胸郭を狭める。


【各選択肢の解説】

1. 腹直筋
✅ 正しい(=正答)。腹壁を引き締めて腹腔内圧を高め、横隔膜を胸腔側へ押し上げるとともに、肋骨を引き下げて呼気を強める。
2. 横隔膜
❌ 誤り。正しくは、横隔膜は収縮してドームが下がることで胸腔を広げる主たる吸気筋で、呼気時には弛緩して受動的に上がる。
3. 外肋間筋
❌ 誤り。正しくは、外肋間筋は肋骨を挙上して胸郭を広げる吸気筋である。
4. 内肋間筋
✅ 正しい(=正答)。外肋間筋と線維の向きが逆で、肋骨を引き下げて胸郭を狭めるため、努力性呼気で働く。
5. 胸鎖乳突筋
❌ 誤り。正しくは、胸鎖乳突筋は頭頸部を固定した状態で胸骨・鎖骨を引き上げる努力性吸気の補助筋である。

【試験対策ポイント】

区分筋
主な吸気筋横隔膜・外肋間筋
吸気補助筋胸鎖乳突筋・斜角筋
努力性呼気で働く筋腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋・内肋間筋

安静呼気は受動的、努力性呼気は能動的と区別する。

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