OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午後 第24問

作業療法評価学第54回午後

第54回 作業療法士国家試験 午後 第24問(作業療法評価学)の正答は 2 です。多発性筋炎は自己免疫性の炎症性筋疾患で、女性に多い。

問題
男性に比べて女性に多い疾患はどれか。
  1. 1. Perthes病
  2. 2. 多発性筋炎 ✓
  3. 3. 高尿酸血症
  4. 4. 強直性脊椎炎
  5. 5. Duchenne型筋ジストロフィー

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 多発性筋炎

多発性筋炎は自己免疫性の炎症性筋疾患で、女性に多い。自己免疫疾患の多くは女性に多い。ほかの4疾患はいずれも男性(男児)に多い。


【各選択肢の解説】

1. Perthes病
❌ 誤り。正しくは、男児に多い(数倍)。小児期に大腿骨頭への血流が途絶えて骨頭が壊死する疾患で、学童前後の男児に好発する。
2. 多発性筋炎
✅ 正しい。女性に多い。自己免疫により近位筋(頸部・肩・腰まわり)に炎症が起こり、筋力低下を来す。皮膚症状を伴うものは皮膚筋炎という。
3. 高尿酸血症
❌ 誤り。正しくは、男性に圧倒的に多い。女性ホルモン(エストロゲン)に尿酸の排泄を促す働きがあるため、女性では閉経前は少なく閉経後に増える。
4. 強直性脊椎炎
❌ 誤り。正しくは、男性に多い。HLA-B27と関連する脊椎関節炎で、若年男性に好発し、仙腸関節炎から脊椎の強直へ進む。
5. Duchenne型筋ジストロフィー
❌ 誤り。正しくは、X連鎖劣性遺伝のため発症はほぼ男児に限られ、女性は通常保因者となる。

【試験対策ポイント】

女性に多い男性に多い
多発性筋炎・皮膚筋炎、関節リウマチ、SLE、Sjögren症候群、橋本病高尿酸血症・痛風、強直性脊椎炎、Perthes病、Duchenne型筋ジストロフィー
  • 「自己免疫疾患は女性」「X連鎖劣性は男性」の2つで多くを見分けられる
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