OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午後 第23問

作業療法評価学第54回午後

第54回 作業療法士国家試験 午後 第23問(作業療法評価学)の正答は 1 です。OTPF(作業療法実践の枠組み、米国作業療法協会 AOTA)の領域は、作業・クライアント因子・遂行技能・遂行パターン・文脈と環境・作業要件などで構成される。

問題
OTPFの項目に含まれないのはどれか。
  1. 1. 意志 ✓
  2. 2. 文脈
  3. 3. 個人因子
  4. 4. 作業要件
  5. 5. 遂行パターン

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 意志

OTPF(作業療法実践の枠組み、米国作業療法協会 AOTA)の領域は、作業・クライアント因子・遂行技能・遂行パターン・文脈と環境・作業要件などで構成される。意志はKielhofnerの人間作業モデル(MOHO)の構成要素で、OTPFの項目ではない。設問は「含まれないもの」を問うので、「OTPFの項目に含まれない」が当てはまる1番が✅(=正答)になる。


【各選択肢の解説】

1. 意志
✅ 正しい(=正答)。意志はOTPFの項目ではない。意志はMOHOの人の3つの構成要素(意志・習慣化・遂行能力)の1つで、作業への動機づけ(個人的原因帰属・価値・興味)を指す。
2. 文脈
❌ 誤り。作業はそれが行われる文化的・時間的などの状況に左右されるため、遂行を理解する要素として置かれている。正しくは、文脈はOTPFの項目に含まれる。
3. 個人因子
❌ 誤り。年齢・性別・生活歴など健康状態以外の本人の特徴で、文脈の一部として扱われる。正しくは、個人因子はOTPFの項目に含まれる。
4. 作業要件
❌ 誤り。ある作業を行うのに必要な物品・空間・手順・時間・身体機能などの要求を指し、作業を分析する視点になる。正しくは、作業要件はOTPFの項目に含まれる。
5. 遂行パターン
❌ 誤り。習慣・ルーティン・役割・儀式など、作業の行い方の型を指す。正しくは、遂行パターンはOTPFの項目に含まれる。

【試験対策ポイント】

モデル主な構成要素
OTPF(AOTA)作業・クライアント因子・遂行技能・遂行パターン・文脈と環境・作業要件
MOHO(Kielhofner)意志・習慣化・遂行能力+環境
  • 「意志・習慣化」が出たらMOHO、「遂行パターン・作業要件」が出たらOTPF
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