第54回 作業療法士国家試験 午後 第35問
臨床医学第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第35問(臨床医学)の正答は 1 です。Hoehn & YahrステージⅢは両側性の症状に姿勢反射障害(突進現象など)が加わった段階で、日常生活はおおむね自立している。
問題
Parkinson病のHoehn & Yahrの重症度分類でステージⅢの患者に対する作業療法で使用するのはどれか。
- 1. メトロノーム ✓
- 2. 座位保持装置
- 3. バランスボード
- 4. ユニバーサルカフ
- 5. ポータブルスプリングバランサー
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — メトロノーム
Hoehn & YahrステージⅢは両側性の症状に姿勢反射障害(突進現象など)が加わった段階で、日常生活はおおむね自立している。すくみ足や小刻み歩行に対して、メトロノームのリズムを外的な手がかり(聴覚的キュー)にした歩行・動作練習を行う。
【各選択肢の解説】
1. メトロノーム
✅ 正しい。Parkinson病では自分の中でリズムを作って動作を始める・続けることが難しいが、外からのリズムに合わせると歩幅や歩行リズムが整い、すくみ足が出にくくなる。
✅ 正しい。Parkinson病では自分の中でリズムを作って動作を始める・続けることが難しいが、外からのリズムに合わせると歩幅や歩行リズムが整い、すくみ足が出にくくなる。
2. 座位保持装置
❌ 誤り。正しくは、座位保持装置は自力で座位を保てない人のための用具で、Parkinson病では介助なしでは寝たきり・車椅子となる重症の段階(ステージⅤ)で検討する。
❌ 誤り。正しくは、座位保持装置は自力で座位を保てない人のための用具で、Parkinson病では介助なしでは寝たきり・車椅子となる重症の段階(ステージⅤ)で検討する。
3. バランスボード
❌ 誤り。姿勢反射障害があるステージⅢでは、不安定な板の上に乗る練習は転倒の危険が大きい。正しくは、安定した支持面での立位・歩行練習や転倒予防の環境調整を行う。
❌ 誤り。姿勢反射障害があるステージⅢでは、不安定な板の上に乗る練習は転倒の危険が大きい。正しくは、安定した支持面での立位・歩行練習や転倒予防の環境調整を行う。
4. ユニバーサルカフ
❌ 誤り。正しくは、ユニバーサルカフは手指で物を握れない人(頸髄損傷など)が、手にはめたバンドに食器などを差し込んで使う自助具である。
❌ 誤り。正しくは、ユニバーサルカフは手指で物を握れない人(頸髄損傷など)が、手にはめたバンドに食器などを差し込んで使う自助具である。
5. ポータブルスプリングバランサー
❌ 誤り。正しくは、ポータブルスプリングバランサーは上肢近位の筋力が弱い人(頸髄損傷・筋ジストロフィー・ALSなど)の腕の重さをばねで支え、食事などを可能にする用具である。
❌ 誤り。正しくは、ポータブルスプリングバランサーは上肢近位の筋力が弱い人(頸髄損傷・筋ジストロフィー・ALSなど)の腕の重さをばねで支え、食事などを可能にする用具である。
【試験対策ポイント】
| Hoehn & Yahr | 状態 |
|---|---|
| Ⅰ | 片側のみの症状 |
| Ⅱ | 両側の症状、姿勢反射障害なし |
| Ⅲ | 姿勢反射障害あり、日常生活はおおむね自立 |
| Ⅳ | 日常生活に一部介助、介助なしでも立位・歩行は可 |
| Ⅴ | 介助なしでは寝たきり・車椅子 |
- キューの種類:聴覚(メトロノーム・号令)・視覚(床の線をまたぐ)
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