第54回 作業療法士国家試験 午後 第44問
臨床医学第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第44問(臨床医学)の正答は 2 です。躁状態では注意が外からの刺激にすぐそれる注意散漫(転導性の亢進)が起こり、注意力は増強しない。
問題
双極性障害の躁状態の特徴で適切でないのはどれか。
- 1. 自尊心の肥大
- 2. 注意力の増強 ✓
- 3. 睡眠欲求の減少
- 4. 快楽的活動への没頭
- 5. 目標志向性の活動亢進
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40%参考値
10人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 注意力の増強
躁状態では注意が外からの刺激にすぐそれる注意散漫(転導性の亢進)が起こり、注意力は増強しない。否定設問のため、躁状態の特徴として誤っている2番が正答である。
【各選択肢の解説】
1. 自尊心の肥大
✅ 正しい。自分を過大に評価する誇大性は躁エピソードの症状の一つである(DSM-5)。
✅ 正しい。自分を過大に評価する誇大性は躁エピソードの症状の一つである(DSM-5)。
2. 注意力の増強(=正答)
❌ 誤り。躁状態では重要でない刺激に注意がすぐ向いてしまい、1つのことに注意を保てない。正しくは、躁状態の特徴は注意散漫である。
❌ 誤り。躁状態では重要でない刺激に注意がすぐ向いてしまい、1つのことに注意を保てない。正しくは、躁状態の特徴は注意散漫である。
3. 睡眠欲求の減少
✅ 正しい。数時間しか眠らなくても休めたと感じる。睡眠が足りていないという自覚がない点が特徴である(DSM-5)。
✅ 正しい。数時間しか眠らなくても休めたと感じる。睡眠が足りていないという自覚がない点が特徴である(DSM-5)。
4. 快楽的活動への没頭
✅ 正しい。浪費・無分別な性的行動・ばかげた投資など、困った結果を招きやすい活動に熱中する(DSM-5)。
✅ 正しい。浪費・無分別な性的行動・ばかげた投資など、困った結果を招きやすい活動に熱中する(DSM-5)。
5. 目標志向性の活動亢進
✅ 正しい。仕事・学業・社交などの目標に向けた活動が増える。気分の高揚と活動性の亢進が躁状態の中心である(DSM-5)。
✅ 正しい。仕事・学業・社交などの目標に向けた活動が増える。気分の高揚と活動性の亢進が躁状態の中心である(DSM-5)。
【試験対策ポイント】
躁エピソードの症状(DSM-5)
- 自尊心の肥大・誇大性
- 睡眠欲求の減少
- 多弁
- 観念奔逸(考えが次々に浮かぶ)
- 注意散漫
- 目標志向性の活動の増加・精神運動焦燥
- 困った結果につながる活動への熱中
- 「注意の増強」「集中力の向上」は躁状態の逆の記述
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