第54回 作業療法士国家試験 午後 第45問
作業療法評価学第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第45問(作業療法評価学)の正答は 2 です。自傷をほのめかされたら、まず希死念慮(死にたい気持ち)の有無を率直に確かめ、危険度を評価する。
問題
境界性パーソナリティ障害の患者が自傷行為をほのめかしたとき、作業療法士の行うべき対応はどれか。
- 1. 緊急入院を勧める。
- 2. 死にたい気持ちの有無を確認する。 ✓
- 3. 作業療法を延長し関わる時間を増やす。
- 4. 過去の自傷行為の回数について詳しく聴取する。
- 5. 自傷行為をしたら作業療法は続けられないと伝える。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.3%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 死にたい気持ちの有無を確認する。
自傷をほのめかされたら、まず希死念慮(死にたい気持ち)の有無を率直に確かめ、危険度を評価する。境界性パーソナリティ障害では自傷や自殺企図が繰り返されやすく、評価の前に過剰に反応したり、治療の枠組みを崩したりしない対応が求められる。
【各選択肢の解説】
1. 緊急入院を勧める。
❌ 誤り。危険度を確かめる前に入院を勧めるのは早すぎる対応である。正しくは、まず希死念慮の有無を確認して危険度を評価し、そのうえで主治医と連携して必要な対応を決める。
❌ 誤り。危険度を確かめる前に入院を勧めるのは早すぎる対応である。正しくは、まず希死念慮の有無を確認して危険度を評価し、そのうえで主治医と連携して必要な対応を決める。
2. 死にたい気持ちの有無を確認する。
✅ 正しい。死にたい気持ちを尋ねても自殺の危険は高まらず、率直に聞くことで本人が気持ちを話しやすくなる。確認した内容は危険度の評価と主治医への報告に使う。
✅ 正しい。死にたい気持ちを尋ねても自殺の危険は高まらず、率直に聞くことで本人が気持ちを話しやすくなる。確認した内容は危険度の評価と主治医への報告に使う。
3. 作業療法を延長し関わる時間を増やす。
❌ 誤り。自傷をほのめかすと関わりが増えるという形は、ほのめかしを強めることにつながり、治療の枠組みも崩れる。正しくは、時間や場所などの枠組みを保ったまま一貫した関わりを続ける。
❌ 誤り。自傷をほのめかすと関わりが増えるという形は、ほのめかしを強めることにつながり、治療の枠組みも崩れる。正しくは、時間や場所などの枠組みを保ったまま一貫した関わりを続ける。
4. 過去の自傷行為の回数について詳しく聴取する。
❌ 誤り。ほのめかされた場面で優先されるのは過去の回数ではなく、今の危険度である。正しくは、現在の希死念慮の有無を確認する。
❌ 誤り。ほのめかされた場面で優先されるのは過去の回数ではなく、今の危険度である。正しくは、現在の希死念慮の有無を確認する。
5. 自傷行為をしたら作業療法は続けられないと伝える。
❌ 誤り。関わりを打ち切ると告げるのは、見捨てられる不安を強め、治療関係を損なう。正しくは、気持ちを受け止めつつ枠組みを保って関わりを続ける。
❌ 誤り。関わりを打ち切ると告げるのは、見捨てられる不安を強め、治療関係を損なう。正しくは、気持ちを受け止めつつ枠組みを保って関わりを続ける。
【試験対策ポイント】
- 自傷・自殺のほのめかし → まず希死念慮を率直に確認(危険度の評価)→ 主治医・チームと共有
- 境界性パーソナリティ障害への関わり=一貫した枠組み(時間・場所・ルール)を守る
- 時間延長・特別扱い(巻き込まれ)、関係を切るという脅しはどちらも避ける
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「その他の精神疾患」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)