OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午後 第50問

臨床心理学第54回午後

第54回 作業療法士国家試験 午後 第50問(臨床心理学)の正答は 4 です。直面化は、本人の言葉と行動の食い違いや、避けている課題を援助者が指摘して向き合わせる技法である。

問題
患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す面接技法はどれか。
  1. 1. 共感
  2. 2. 傾聴
  3. 3. 反映
  4. 4. 直面化 ✓
  5. 5. 開かれた質問

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 直面化

直面化は、本人の言葉と行動の食い違いや、避けている課題を援助者が指摘して向き合わせる技法である。相手の話を受け止める・返す・引き出す技法(共感・傾聴・反映・開かれた質問)とは目的が違う。


【各選択肢の解説】

1. 共感
❌ 誤り。共感は相手の気持ちを相手の立場に立って理解し、それを伝える態度である。正しくは、矛盾や課題への気づきを促すのは直面化である。
2. 傾聴
❌ 誤り。傾聴は相手の話に注意を向けて受け止めながら聴く、面接の基本的な態度である。正しくは、矛盾を指摘して気づきを促すのは直面化である。
3. 反映
❌ 誤り。反映は相手の言葉や感情をそのまま、あるいは言い換えて返し、理解していることを伝える技法である。正しくは、矛盾や課題を示して向き合わせるのは直面化である。
4. 直面化
✅ 正しい。「〜と言っているが、実際には〜している」のように食い違いを示すことで、本人が自分の矛盾や課題に気づくきっかけになる。信頼関係ができてから用いる。
5. 開かれた質問
❌ 誤り。開かれた質問は「はい・いいえ」で答えられない形で問い、相手に自由に話してもらう技法である。正しくは、矛盾への気づきを促すのは直面化である。

【試験対策ポイント】

技法ねらい
傾聴受け止めて聴く(基本的態度)
共感相手の立場で気持ちを理解し伝える
反映言葉・感情を返して理解を示す
開かれた質問自由に語ってもらう
直面化矛盾・課題を指摘して気づかせる
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