第54回 作業療法士国家試験 午後 第57問
解剖学第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第57問(解剖学)の正答は 3 です。口腔は食物との摩擦を受けるため、粘膜は丈夫な重層扁平上皮で覆われる。
問題
口腔で正しいのはどれか。
- 1. 口蓋の後方を硬口蓋という。
- 2. 口峡は口腔と喉頭の境である。
- 3. 口腔粘膜は重層扁平上皮からなる。 ✓
- 4. 舌根に舌乳頭がある。
- 5. 舌背に舌小帯がある。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.6%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 口腔粘膜は重層扁平上皮からなる。
口腔は食物との摩擦を受けるため、粘膜は丈夫な重層扁平上皮で覆われる。ほかの選択肢は、前後(硬口蓋・軟口蓋)、境の相手(咽頭・喉頭)、舌の部位(舌体・舌根、舌背・舌下面)を入れ替えている。
【各選択肢の解説】
1. 口蓋の後方を硬口蓋という。
❌ 誤り。前後が逆である。正しくは、口蓋の前方が骨を土台とする硬口蓋、後方が筋でできた軟口蓋である。
❌ 誤り。前後が逆である。正しくは、口蓋の前方が骨を土台とする硬口蓋、後方が筋でできた軟口蓋である。
2. 口峡は口腔と喉頭の境である。
❌ 誤り。口峡は口蓋帆・口蓋舌弓・舌根に囲まれた口腔の出口である。正しくは、口峡は口腔と咽頭の境である。
❌ 誤り。口峡は口蓋帆・口蓋舌弓・舌根に囲まれた口腔の出口である。正しくは、口峡は口腔と咽頭の境である。
3. 口腔粘膜は重層扁平上皮からなる。
✅ 正しい。何層にも重なった扁平な細胞が摩擦から粘膜を守る。食道も同じ重層扁平上皮で、胃や腸の単層円柱上皮とは異なる。
✅ 正しい。何層にも重なった扁平な細胞が摩擦から粘膜を守る。食道も同じ重層扁平上皮で、胃や腸の単層円柱上皮とは異なる。
4. 舌根に舌乳頭がある。
❌ 誤り。舌乳頭(糸状乳頭・茸状乳頭・葉状乳頭・有郭乳頭)は分界溝より前の舌体の舌背にある。正しくは、舌根にはリンパ組織である舌扁桃がある。
❌ 誤り。舌乳頭(糸状乳頭・茸状乳頭・葉状乳頭・有郭乳頭)は分界溝より前の舌体の舌背にある。正しくは、舌根にはリンパ組織である舌扁桃がある。
5. 舌背に舌小帯がある。
❌ 誤り。舌小帯は舌の下面の正中と口腔底をつなぐ粘膜のひだである。正しくは、舌小帯は舌の下面にある。
❌ 誤り。舌小帯は舌の下面の正中と口腔底をつなぐ粘膜のひだである。正しくは、舌小帯は舌の下面にある。
【試験対策ポイント】
| 部位 | 正しい形 |
|---|---|
| 硬口蓋/軟口蓋 | 前方/後方 |
| 口峡 | 口腔と咽頭の境 |
| 舌乳頭 | 舌体の舌背(分界溝より前) |
| 舌根 | 舌扁桃 |
| 舌小帯 | 舌の下面 |
| 上皮 | 口腔・食道=重層扁平上皮、胃・腸=単層円柱上皮 |
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