第54回 作業療法士国家試験 午後 第62問
生理学第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第62問(生理学)の正答は 1・4 です。副交感神経線維を含む脳神経はⅢ(動眼神経)・Ⅶ(顔面神経)・Ⅸ(舌咽神経)・Ⅹ(迷走神経)の4本である。
問題
副交感神経線維を含むのはどれか。2つ選べ。
- 1. 動眼神経 ✓
- 2. 滑車神経
- 3. 内耳神経
- 4. 迷走神経 ✓
- 5. 舌下神経
正答:1・4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・4番 — 動眼神経・迷走神経
副交感神経線維を含む脳神経はⅢ(動眼神経)・Ⅶ(顔面神経)・Ⅸ(舌咽神経)・Ⅹ(迷走神経)の4本である。選択肢ではⅢとⅩが当たる。
【各選択肢の解説】
1. 動眼神経
✅ 正しい。動眼神経(Ⅲ)は外眼筋を動かす線維のほかに副交感神経線維を含み、毛様体神経節を経て瞳孔括約筋(縮瞳)と毛様体筋(近くを見る調節)を支配する。
✅ 正しい。動眼神経(Ⅲ)は外眼筋を動かす線維のほかに副交感神経線維を含み、毛様体神経節を経て瞳孔括約筋(縮瞳)と毛様体筋(近くを見る調節)を支配する。
2. 滑車神経
❌ 誤り。滑車神経(Ⅳ)は自律神経線維を含まない。正しくは、上斜筋だけを支配する運動神経である。
❌ 誤り。滑車神経(Ⅳ)は自律神経線維を含まない。正しくは、上斜筋だけを支配する運動神経である。
3. 内耳神経
❌ 誤り。内耳神経(Ⅷ)は自律神経線維を含まない。正しくは、聴覚(蝸牛神経)と平衡覚(前庭神経)を伝える感覚神経である。
❌ 誤り。内耳神経(Ⅷ)は自律神経線維を含まない。正しくは、聴覚(蝸牛神経)と平衡覚(前庭神経)を伝える感覚神経である。
4. 迷走神経
✅ 正しい。迷走神経(Ⅹ)は頸部から胸腹部まで広く分布し、副交感神経として心臓(心拍数を下げる)・気管支・消化管などを支配する。副交感神経の線維の大部分はこの神経を通る。
✅ 正しい。迷走神経(Ⅹ)は頸部から胸腹部まで広く分布し、副交感神経として心臓(心拍数を下げる)・気管支・消化管などを支配する。副交感神経の線維の大部分はこの神経を通る。
5. 舌下神経
❌ 誤り。舌下神経(Ⅻ)は自律神経線維を含まない。正しくは、舌の筋(舌筋)を支配する運動神経である。
❌ 誤り。舌下神経(Ⅻ)は自律神経線維を含まない。正しくは、舌の筋(舌筋)を支配する運動神経である。
【試験対策ポイント】
副交感神経を含む脳神経は「3・7・9・10」。
| 脳神経 | 副交感の主な支配先 |
|---|---|
| Ⅲ 動眼神経 | 瞳孔括約筋・毛様体筋 |
| Ⅶ 顔面神経 | 涙腺・顎下腺・舌下腺 |
| Ⅸ 舌咽神経 | 耳下腺 |
| Ⅹ 迷走神経 | 心臓・気管支・胸腹部の内臓 |
動眼神経麻痺で散瞳が起こるのは、瞳孔括約筋への副交感神経が絶たれるためである。
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