OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午後 第64問

生理学第54回午後

第54回 作業療法士国家試験 午後 第64問(生理学)の正答は 5 です。線維素溶解(線溶)は、固まったフィブリン(線維素)を分解して血栓を溶かすしくみである。

問題
線維素溶解に働くのはどれか。
  1. 1. アルブミン
  2. 2. グロブリン
  3. 3. トロンビン
  4. 4. フィブリン
  5. 5. プラスミン ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 71.4%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — プラスミン

線維素溶解(線溶)は、固まったフィブリン(線維素)を分解して血栓を溶かすしくみである。プラスミノゲンが組織プラスミノゲン活性化因子(t-PA)などで活性化されてプラスミンになり、フィブリンを分解する。


【各選択肢の解説】

1. アルブミン
❌ 誤り。アルブミンは線溶にはたらかない。正しくは、血漿で最も多いタンパクで、膠質浸透圧の維持とホルモン・薬物などの運搬を担う。
2. グロブリン
❌ 誤り。グロブリンは線溶にはたらかない。正しくは、免疫グロブリン(抗体)や運搬タンパクなどを含む血漿タンパクのまとまりである。
3. トロンビン
❌ 誤り。トロンビンは線溶ではなく凝固の側の酵素である。正しくは、フィブリノゲンをフィブリンに変えて血液を固める。
4. フィブリン
❌ 誤り。フィブリンは線溶を行う物質ではない。正しくは、血栓の網目をつくる線維で、線溶ではプラスミンに分解される側である。
5. プラスミン
✅ 正しい。プラスミンはフィブリンを分解するタンパク分解酵素で、分解された断片はフィブリン分解産物(FDP)として血中に出る。脳梗塞の血栓溶解療法で使うt-PAは、このプラスミンをつくらせる薬である。

【試験対策ポイント】

凝固線溶
はたらき血を固める固まった血栓を溶かす
中心の酵素トロンビンプラスミン
起こることフィブリノゲン → フィブリンフィブリン → FDP
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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