第54回 作業療法士国家試験 午後 第65問
生理学第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第65問(生理学)の正答は 5 です。嚥下反射の中枢は延髄にある。
問題
嚥下中枢が存在する部位はどれか。
- 1. 赤核
- 2. 中脳
- 3. 小脳
- 4. 橋
- 5. 延髄 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.2%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 延髄
嚥下反射の中枢は延髄にある。延髄の孤束核(感覚の入力)と疑核(咽頭・喉頭の筋への運動の出力)を含む回路が、嚥下の一連の動きを決まった順に起こす。延髄の障害で起こる嚥下障害を球麻痺と呼ぶのはこのためである。
【各選択肢の解説】
1. 赤核
❌ 誤り。赤核は嚥下中枢ではない。正しくは、中脳にある運動系の核で、小脳や大脳皮質からの入力を受けて運動の調節に関わる。
❌ 誤り。赤核は嚥下中枢ではない。正しくは、中脳にある運動系の核で、小脳や大脳皮質からの入力を受けて運動の調節に関わる。
2. 中脳
❌ 誤り。中脳に嚥下中枢はない。正しくは、中脳には動眼神経核・滑車神経核や対光反射の中枢があり、眼球運動と瞳孔の調節に関わる。
❌ 誤り。中脳に嚥下中枢はない。正しくは、中脳には動眼神経核・滑車神経核や対光反射の中枢があり、眼球運動と瞳孔の調節に関わる。
3. 小脳
❌ 誤り。小脳は嚥下中枢ではない。正しくは、運動の協調・タイミング・平衡を調節する部位である。
❌ 誤り。小脳は嚥下中枢ではない。正しくは、運動の協調・タイミング・平衡を調節する部位である。
4. 橋
❌ 誤り。橋に嚥下中枢はない。正しくは、橋には呼吸調節中枢(呼吸のリズムを整える)や排尿中枢、三叉神経・外転神経・顔面神経の核がある。
❌ 誤り。橋に嚥下中枢はない。正しくは、橋には呼吸調節中枢(呼吸のリズムを整える)や排尿中枢、三叉神経・外転神経・顔面神経の核がある。
5. 延髄
✅ 正しい。延髄には嚥下中枢のほか、呼吸中枢・心臓血管中枢・嘔吐中枢など、生命維持に直結する中枢が集まっている。
✅ 正しい。延髄には嚥下中枢のほか、呼吸中枢・心臓血管中枢・嘔吐中枢など、生命維持に直結する中枢が集まっている。
【試験対策ポイント】
| 部位 | 主な中枢 |
|---|---|
| 中脳 | 対光反射・眼球運動 |
| 橋 | 呼吸調節・排尿 |
| 延髄 | 嚥下・嘔吐・呼吸・心臓血管 |
- 延髄の障害による嚥下障害=球麻痺
- 両側の皮質延髄路の障害による嚥下障害=偽性球麻痺(仮性球麻痺)
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