OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午後 第85問

人間発達学第54回午後

第54回 作業療法士国家試験 午後 第85問(人間発達学)の正答は 3 です。足底把握反射は、立位で足底に体重をのせ始める頃まで残り、選択肢の中で最も遅く消える。

問題
Milani 運動発達評価表における反射や運動のうち消失する時期が最も遅いのはどれか。
  1. 1. 手掌把握反射
  2. 2. 自動歩行
  3. 3. 足底把握反射 ✓
  4. 4. 非対称性緊張性頸反射
  5. 5. Moro 反射

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.7%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 足底把握反射

足底把握反射は、立位で足底に体重をのせ始める頃まで残り、選択肢の中で最も遅く消える。ほかの反射・反応は生後半年頃までに消える。


【各選択肢の解説】

1. 手掌把握反射
❌ 誤り。手掌把握反射は随意的なつかみが出てくると消える。正しくは、生後4〜6か月頃に消失し、足底把握反射より早い。
2. 自動歩行
❌ 誤り。新生児を立たせて前傾させると下肢を交互に踏み出す反応で、選択肢の中で最も早く消える。正しくは、生後1〜2か月頃に消失する。
3. 足底把握反射
✅ 正しい(=正答)。足底の母趾球付近を圧迫すると全趾が屈曲する反射で、立位・歩行の準備が進む生後9〜12か月頃まで残る。
4. 非対称性緊張性頸反射
❌ 誤り。頸を一側へ回すと顔側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反射である。正しくは、生後4〜6か月頃に消失する。
5. Moro 反射
❌ 誤り。頭部を急に後方へ落とすと上肢を伸展・外転し、続いて抱きつくように屈曲する反射である。正しくは、生後4〜6か月頃に消失する。

【試験対策ポイント】

反射・反応消失の目安
自動歩行生後1〜2か月
手掌把握反射生後4〜6か月
非対称性緊張性頸反射生後4〜6か月
Moro反射生後4〜6か月
足底把握反射生後9〜12か月
  • 手と足で把握反射の消える時期が大きく違う(足は立位の準備まで残る)
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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