第54回 作業療法士国家試験 午後 第98問
精神障害作業療法第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第98問(精神障害作業療法)の正答は 2 です。器質性精神障害の急性期には意識障害が前景に立ち、その代表がせん妄(軽い意識混濁に幻覚・錯覚・興奮・見当識障害が加わる状態)である。
問題
器質性精神障害の急性期の症状として最もみられるのはどれか。
- 1. 失語
- 2. せん妄 ✓
- 3. 知能低下
- 4. 性格変化
- 5. 健忘症候群
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — せん妄
器質性精神障害の急性期には意識障害が前景に立ち、その代表がせん妄(軽い意識混濁に幻覚・錯覚・興奮・見当識障害が加わる状態)である。知能低下(認知症)・性格変化・健忘症候群は、意識障害が回復した後に続く慢性期の症状である。失語は時期による症状ではなく、言語野の損傷による巣症状で、脳卒中などでは急性期から現れる。
【各選択肢の解説】
1. 失語
❌ 誤り。正しくは、失語は言語野など局所の脳損傷による巣症状で、急性期の精神症状の代表ではない。
❌ 誤り。正しくは、失語は言語野など局所の脳損傷による巣症状で、急性期の精神症状の代表ではない。
2. せん妄
✅ 正しい(=正答)。脳の急性の障害で意識が変容するため、注意・見当識が乱れ、幻視や興奮を伴いやすく、夜間に悪化しやすい。
✅ 正しい(=正答)。脳の急性の障害で意識が変容するため、注意・見当識が乱れ、幻視や興奮を伴いやすく、夜間に悪化しやすい。
3. 知能低下
❌ 誤り。正しくは、知能低下(認知症)は意識が保たれた状態で続く慢性期の症状である。
❌ 誤り。正しくは、知能低下(認知症)は意識が保たれた状態で続く慢性期の症状である。
4. 性格変化
❌ 誤り。正しくは、性格変化は前頭葉の損傷などの後に続く慢性期の症状である。
❌ 誤り。正しくは、性格変化は前頭葉の損傷などの後に続く慢性期の症状である。
5. 健忘症候群
❌ 誤り。正しくは、健忘症候群(Korsakoff症候群など)は意識障害が回復した後に、記銘力障害・見当識障害・作話が残る慢性期の症状である。
❌ 誤り。正しくは、健忘症候群(Korsakoff症候群など)は意識障害が回復した後に、記銘力障害・見当識障害・作話が残る慢性期の症状である。
【試験対策ポイント】
| 時期 | 代表的な症状 |
|---|---|
| 急性期 | 意識障害(せん妄・もうろう状態) |
| 慢性期 | 認知症(知能低下)・性格変化・健忘症候群 |
- せん妄=急性・意識の変容・日内変動あり/認知症=慢性・意識は清明
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