OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午前 第3問

作業療法評価学第55回午前

第55回 作業療法士国家試験 午前 第3問(作業療法評価学)の正答は 2・4 です。MRI水平断像(軸位断)において、矢印の位置を確認すると、1は側脳室前角近傍の尾状核頭部、2は脳梁膝部または脳梁体部方向、3は内包、4は視床(左右の視床が中間質で接する部位)、5は被殻付近を指している。

問題
頭部MRI(別冊No. 1)を別に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
第55回午前第3問 図
  1. 1. 第四脳室
  2. 2. 尾状核
  3. 3. 脳梁
  4. 4. 視床
  5. 5. 被殻

正答:2・4番

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解説
■ 正答:2番・4番(複数正答)

> ⚠️ この問題は2番と4番が正答として処理されています。

MRI水平断像(軸位断)において、矢印の位置を確認すると、1は側脳室前角近傍の尾状核頭部、2は脳梁膝部または脳梁体部方向、3は内包、4は視床(左右の視床が中間質で接する部位)、5は被殻付近を指している。正答の2と4はそれぞれ尾状核および視床に該当する。


【各選択肢の解説】

1. 第四脳室
❌ 誤り。第四脳室は橋・延髄レベルの後方に位置し、この断面(大脳半球レベル)には描出されない。
2. 尾状核
✅ 正しい。側脳室前角の外側に位置する核で、矢印2はこの部位を正しく指している。
3. 脳梁
❌ 誤り。矢印3は内包(前脚〜膝部)の位置を指しており、脳梁(正中部)とは異なる。
4. 視床
✅ 正しい。第三脳室を挟んで左右に存在する大きな核。矢印4はこの部位を正しく指している。
5. 被殻
❌ 誤り。矢印5は視床の内側(中間質付近)を指しており、被殻(外側の核)とは位置が異なる。

【試験対策ポイント】

大脳基底核の位置関係は国試頻出。尾状核は側脳室前角の外側、被殻は外包の外側、淡蒼球は被殻の内側に位置する。視床は第三脳室の両側。内包は尾状核・視床と被殻・淡蒼球の間を走行する。脳画像問題では「右・左」の表記に注意(放射線学的表記=左右反転)。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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