第55回 作業療法士国家試験 午前 第7問
作業療法評価学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第7問(作業療法評価学)の正答は 4 です。訓練前と訓練中を並べてST部分(QRS波の後からT波まで)の高さを比べる。
問題
心電図をモニターしながら訓練を行った際の訓練前と訓練中の心電図(別冊No. 2)を別に示す。変化に関する所見で正しいのはどれか。
- 1. 二段脈
- 2. 心房粗動
- 3. 心室頻拍
- 4. STの低下 ✓
- 5. 上室性頻拍
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 73.9%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — STの低下
訓練前と訓練中を並べてST部分(QRS波の後からT波まで)の高さを比べる。訓練前はSTが基線と同じ高さだが、訓練中はQRS波の直後から基線より下がっている。リズムは規則的で、QRS幅は狭く、心拍の間隔も訓練前とほとんど変わらないため、不整脈や頻拍ではない。
【各選択肢の解説】
1. 二段脈
❌ 誤り。訓練中も同じ形の波形が等間隔に並んでいる。正しくは、二段脈は正常の拍動と期外収縮が1拍ずつ交互に出る不整脈で、形の違う拍が交互に現れる。
❌ 誤り。訓練中も同じ形の波形が等間隔に並んでいる。正しくは、二段脈は正常の拍動と期外収縮が1拍ずつ交互に出る不整脈で、形の違う拍が交互に現れる。
2. 心房粗動
❌ 誤り。基線は平らで、のこぎりの歯のような波はない。正しくは、心房粗動では基線が鋸歯状のF波に置き換わる。
❌ 誤り。基線は平らで、のこぎりの歯のような波はない。正しくは、心房粗動では基線が鋸歯状のF波に置き換わる。
3. 心室頻拍
❌ 誤り。QRS幅は狭く、心拍も速くなっていない。正しくは、心室頻拍は幅の広いQRS波が速く連続する。
❌ 誤り。QRS幅は狭く、心拍も速くなっていない。正しくは、心室頻拍は幅の広いQRS波が速く連続する。
4. STの低下
✅ 正しい。訓練中はSTが基線より下がっている。運動で心筋の酸素需要が増え、心内膜側が虚血になるとSTが低下する。訓練を中止して報告すべき所見である。
✅ 正しい。訓練中はSTが基線より下がっている。運動で心筋の酸素需要が増え、心内膜側が虚血になるとSTが低下する。訓練を中止して報告すべき所見である。
5. 上室性頻拍
❌ 誤り。訓練前後で心拍の間隔はほとんど変わらず、頻拍になっていない。正しくは、上室性頻拍は幅の狭いQRS波が規則的に速く続く。
❌ 誤り。訓練前後で心拍の間隔はほとんど変わらず、頻拍になっていない。正しくは、上室性頻拍は幅の狭いQRS波が規則的に速く続く。
【試験対策ポイント】
- 記録条件10 mm/mV=縦1 mmが0.1 mV
- 運動負荷では水平型・下降型の0.1 mV(1 mm)以上のST低下を虚血の所見とするのが一般的
- 読む順:①リズムは規則的か ②QRS幅は狭いか ③心拍は速いか ④STは基線と同じ高さか
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