第55回 作業療法士国家試験 午前 第30問
臨床医学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第30問(臨床医学)の正答は 1・2 です。ASIAの評価表(ISNCSCI:脊髄損傷の神経学的分類国際基準)で仙髄領域として記録するのは、S4-5の感覚(触覚・ピン刺激)、深部肛門圧覚(DAP)、肛門括約筋の随意収縮(VAC)である。
問題
脊髄損傷患者において、仙髄領域の評価でASIAの評価表に含まれているのはどれか。2つ選べ。
- 1. 肛門括約筋の随意収縮 ✓
- 2. 仙髄領域の感覚 ✓
- 3. 球海綿体反射
- 4. 肛門の緊張
- 5. 肛門反射
正答:1・2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 31.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・2番 — 肛門括約筋の随意収縮・仙髄領域の感覚
ASIAの評価表(ISNCSCI:脊髄損傷の神経学的分類国際基準)で仙髄領域として記録するのは、S4-5の感覚(触覚・ピン刺激)、深部肛門圧覚(DAP)、肛門括約筋の随意収縮(VAC)である。反射や筋緊張は記録項目にない。
【各選択肢の解説】
1. 肛門括約筋の随意収縮
✅ 正しい(=正答)。直腸指診で、指を締めるよう指示して随意収縮の有無をみる(VAC)。仙髄の運動が残っているかを示し、運動不全か完全損傷かの判定に使う。
✅ 正しい(=正答)。直腸指診で、指を締めるよう指示して随意収縮の有無をみる(VAC)。仙髄の運動が残っているかを示し、運動不全か完全損傷かの判定に使う。
2. 仙髄領域の感覚
✅ 正しい(=正答)。肛門周囲のS4-5皮膚分節で触覚とピン刺激を評価する。DAPとともに仙髄回避(sacral sparing)の有無を決め、完全損傷(AIS A)か不全損傷かの判定に直結する。
✅ 正しい(=正答)。肛門周囲のS4-5皮膚分節で触覚とピン刺激を評価する。DAPとともに仙髄回避(sacral sparing)の有無を決め、完全損傷(AIS A)か不全損傷かの判定に直結する。
3. 球海綿体反射
❌ 誤り。仙髄の反射弓の検査で、評価表の記録項目ではない。正しくは、球海綿体反射は脊髄ショックからの離脱の目安として別に診察する。
❌ 誤り。仙髄の反射弓の検査で、評価表の記録項目ではない。正しくは、球海綿体反射は脊髄ショックからの離脱の目安として別に診察する。
4. 肛門の緊張
❌ 誤り。安静時の肛門括約筋の緊張は評価表の項目ではない。正しくは、評価表が求めるのは随意的に締められるか(VAC)と深部肛門圧覚(DAP)である。
❌ 誤り。安静時の肛門括約筋の緊張は評価表の項目ではない。正しくは、評価表が求めるのは随意的に締められるか(VAC)と深部肛門圧覚(DAP)である。
5. 肛門反射
❌ 誤り。肛門周囲を刺激して括約筋が収縮する反射で、評価表の記録項目ではない。正しくは、評価表の仙髄項目は感覚(S4-5の触覚・ピン刺激・DAP)と随意運動(VAC)である。
❌ 誤り。肛門周囲を刺激して括約筋が収縮する反射で、評価表の記録項目ではない。正しくは、評価表の仙髄項目は感覚(S4-5の触覚・ピン刺激・DAP)と随意運動(VAC)である。
【試験対策ポイント】
- ISNCSCIの仙髄項目=S4-5の触覚・ピン刺激/DAP/VAC
- これらがすべて消失=AIS A(完全損傷)
- 球海綿体反射・肛門反射・肛門緊張は項目外(反射は随意性の証拠にならない)
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