OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午前 第37問

作業療法評価学第55回午前

第55回 作業療法士国家試験 午前 第37問(作業療法評価学)の正答は 4 です。尿閉(排尿不能状態)の患者に対して最も直接的で適切な対応は、尿道カテーテル(導尿)による膀胱内の尿の排出。

問題
尿閉患者が使用する排尿関連用具で最も適切なのはどれか。
  1. 1. コンドーム型集尿器
  2. 2. 自動吸引式集尿器
  3. 3. ポータブルトイレ
  4. 4. 尿道カテーテル
  5. 5. おむつ

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 尿道カテーテル

尿閉(排尿不能状態)の患者に対して最も直接的で適切な対応は、尿道カテーテル(導尿)による膀胱内の尿の排出。


【各選択肢の解説】

1. コンドーム型集尿器
❌ 誤り。コンドーム型集尿器は尿漏れ(尿失禁)の男性患者に用いる。尿閉の排尿補助にはならない。
2. 自動吸引式集尿器
❌ 誤り。同様に失禁に対する用具であり、尿閉の解決にならない。
3. ポータブルトイレ
❌ 誤り。移動困難な患者の排泄を近距離で行うものだが、尿閉(自力排尿不能)には対応できない。
4. 尿道カテーテル
✅ 正しい。尿閉に対しては間欠的自己導尿(CIC)または留置カテーテルにより膀胱内の尿を排出する。脊髄損傷患者の神経因性膀胱管理にも用いられる。
5. おむつ
❌ 誤り。おむつは失禁管理に用いる。尿閉では膀胱が拡張しているため、おむつでは解決しない。

【試験対策ポイント】

排尿障害の種類と対応

  • 尿閉(排尿できない)→導尿(カテーテル)
  • 尿失禁(尿が漏れる)→コンドーム型集尿器・おむつ・骨盤底筋訓練
尿閉は膀胱に尿が貯留した状態で、CIC(清潔間欠導尿)が自立支援の観点からも推奨される。


✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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