第55回 作業療法士国家試験 午前 第45問
臨床医学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第45問(臨床医学)の正答は 5 です。抗精神病薬、特に第二世代(非定型)抗精神病薬の一部は、体重増加・耐糖能異常・脂質異常を起こしやすく、統合失調症患者のメタボリックシンドロームの大きな要因になる。
問題
メタボリックシンドロームの改善を目的とした統合失調症患者の評価で優先すべきなのはどれか。
- 1. 睡眠状態
- 2. 対人関係
- 3. 入浴状況
- 4. 認知機能
- 5. 服薬内容 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 服薬内容
抗精神病薬、特に第二世代(非定型)抗精神病薬の一部は、体重増加・耐糖能異常・脂質異常を起こしやすく、統合失調症患者のメタボリックシンドロームの大きな要因になる。改善を目指すなら、まず服薬内容を確認する。
【各選択肢の解説】
1. 睡眠状態
❌ 誤り。睡眠は生活リズムの評価として意味があるが、メタボリックシンドロームの原因を探る評価としては優先度が低い。正しくは、まず代謝への影響が大きい服薬内容を確かめ、そのうえで睡眠を含む生活習慣を評価する。
❌ 誤り。睡眠は生活リズムの評価として意味があるが、メタボリックシンドロームの原因を探る評価としては優先度が低い。正しくは、まず代謝への影響が大きい服薬内容を確かめ、そのうえで睡眠を含む生活習慣を評価する。
2. 対人関係
❌ 誤り。対人関係は社会生活の評価項目で、体重・血糖・脂質の変化とは直接結びつかない。正しくは、代謝に関わる服薬内容・食事・活動量を優先して評価する。
❌ 誤り。対人関係は社会生活の評価項目で、体重・血糖・脂質の変化とは直接結びつかない。正しくは、代謝に関わる服薬内容・食事・活動量を優先して評価する。
3. 入浴状況
❌ 誤り。入浴はセルフケアの評価項目であり、メタボリックシンドロームの原因の評価にはあたらない。正しくは、服薬内容のほか、食事内容・間食・身体活動量など代謝に関わる生活習慣を評価する。
❌ 誤り。入浴はセルフケアの評価項目であり、メタボリックシンドロームの原因の評価にはあたらない。正しくは、服薬内容のほか、食事内容・間食・身体活動量など代謝に関わる生活習慣を評価する。
4. 認知機能
❌ 誤り。認知機能は統合失調症の生活障害の評価として重要だが、メタボリックシンドロームの原因とは直接関係しない。正しくは、薬剤による代謝への影響を先に評価する。
❌ 誤り。認知機能は統合失調症の生活障害の評価として重要だが、メタボリックシンドロームの原因とは直接関係しない。正しくは、薬剤による代謝への影響を先に評価する。
5. 服薬内容
✅ 正しい。オランザピンやクロザピンなどは体重増加や血糖・脂質の異常を起こしやすい。服薬内容を把握することで、薬剤の影響を医師と共有し、食事・運動の指導の前提をつかむことができる。
✅ 正しい。オランザピンやクロザピンなどは体重増加や血糖・脂質の異常を起こしやすい。服薬内容を把握することで、薬剤の影響を医師と共有し、食事・運動の指導の前提をつかむことができる。
【試験対策ポイント】
- 統合失調症患者のメタボリックシンドローム=まず抗精神病薬の副作用を疑う
- 代謝への影響が大きい薬の代表=オランザピン・クロザピン
- 背景には、服薬に加えて身体活動の少なさや食習慣も重なる
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