第55回 作業療法士国家試験 午前 第46問
臨床医学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第46問(臨床医学)の正答は 3 です。気分安定薬(炭酸リチウム・バルプロ酸・カルバマゼピン・ラモトリギンなど)は、躁とうつの波を抑えて再発を予防することが主な役割で、その中心となる適応は双極性障害である。
問題
気分安定薬で再発の防止や頻度の減少が最も期待できる疾患はどれか。
- 1. 気分変調症
- 2. 血管性うつ病
- 3. 双極性障害 ✓
- 4. 適応障害
- 5. 非定型うつ病
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 双極性障害
気分安定薬(炭酸リチウム・バルプロ酸・カルバマゼピン・ラモトリギンなど)は、躁とうつの波を抑えて再発を予防することが主な役割で、その中心となる適応は双極性障害である。
【各選択肢の解説】
1. 気分変調症
❌ 誤り。気分変調症は軽い抑うつが長く続く状態で、躁の病相をもたない。正しくは、抗うつ薬と精神療法が治療の中心になる。
❌ 誤り。気分変調症は軽い抑うつが長く続く状態で、躁の病相をもたない。正しくは、抗うつ薬と精神療法が治療の中心になる。
2. 血管性うつ病
❌ 誤り。血管性うつ病は脳血管障害を背景にした高齢者のうつ病で、躁うつの反復を特徴としない。正しくは、抗うつ薬による治療と脳血管障害の危険因子の管理が中心になる。
❌ 誤り。血管性うつ病は脳血管障害を背景にした高齢者のうつ病で、躁うつの反復を特徴としない。正しくは、抗うつ薬による治療と脳血管障害の危険因子の管理が中心になる。
3. 双極性障害
✅ 正しい。双極性障害は躁病相とうつ病相を繰り返す病気で、再発しやすいため長期の維持療法が必要になる。炭酸リチウムなどの気分安定薬は病相の再発を防ぎ、頻度を減らす効果が確立している。
✅ 正しい。双極性障害は躁病相とうつ病相を繰り返す病気で、再発しやすいため長期の維持療法が必要になる。炭酸リチウムなどの気分安定薬は病相の再発を防ぎ、頻度を減らす効果が確立している。
4. 適応障害
❌ 誤り。適応障害は明らかなストレス因に反応して起こる状態で、ストレス因が去れば軽快することが多い。正しくは、ストレス因への対処や環境調整、精神療法が治療の中心になる。
❌ 誤り。適応障害は明らかなストレス因に反応して起こる状態で、ストレス因が去れば軽快することが多い。正しくは、ストレス因への対処や環境調整、精神療法が治療の中心になる。
5. 非定型うつ病
❌ 誤り。非定型うつ病は、よいことがあると気分が明るくなる(気分の反応性)、過眠、過食などを特徴とするうつ病である。正しくは、抗うつ薬と精神療法が治療の中心で、気分安定薬による再発予防が主な治療ではない。
❌ 誤り。非定型うつ病は、よいことがあると気分が明るくなる(気分の反応性)、過眠、過食などを特徴とするうつ病である。正しくは、抗うつ薬と精神療法が治療の中心で、気分安定薬による再発予防が主な治療ではない。
【試験対策ポイント】
| 薬の種類 | 主な対象 |
|---|---|
| 気分安定薬 | 双極性障害(躁・うつの再発予防) |
| 抗うつ薬 | うつ病・気分変調症など |
| 抗精神病薬 | 統合失調症・躁状態など |
双極性障害のうつ病相に抗うつ薬だけを用いると躁転を招くことがある点も合わせて押さえる。
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