第55回 作業療法士国家試験 午前 第66問
生理学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 1 です。排便を「我慢する・出す」と意思で決められるのは、外肛門括約筋(横紋筋)を体性神経の陰部神経が支配しているからである。
問題
排便の随意的な制御に関わるのはどれか。
- 1. 陰部神経 ✓
- 2. 下殿神経
- 3. 下腹神経
- 4. 骨盤神経
- 5. 閉鎖神経
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.2%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 陰部神経
排便を「我慢する・出す」と意思で決められるのは、外肛門括約筋(横紋筋)を体性神経の陰部神経が支配しているからである。他の自律神経(骨盤神経・下腹神経)は意思と無関係に直腸と内肛門括約筋を動かす。
【各選択肢の解説】
1. 陰部神経
✅ 正しい。陰部神経(S2〜S4)は外肛門括約筋・外尿道括約筋・会陰の筋を支配する体性神経で、排便・排尿を随意的に抑える働きを担う。
✅ 正しい。陰部神経(S2〜S4)は外肛門括約筋・外尿道括約筋・会陰の筋を支配する体性神経で、排便・排尿を随意的に抑える働きを担う。
2. 下殿神経
❌ 誤り。下殿神経は排便の制御に関わらない。正しくは、大殿筋を支配する運動神経で、股関節の伸展に関わる。
❌ 誤り。下殿神経は排便の制御に関わらない。正しくは、大殿筋を支配する運動神経で、股関節の伸展に関わる。
3. 下腹神経
❌ 誤り。下腹神経は随意的な制御ではない。正しくは、交感神経の線維で、内肛門括約筋を収縮させ直腸の運動を抑えて、不随意に蓄便へ働く。
❌ 誤り。下腹神経は随意的な制御ではない。正しくは、交感神経の線維で、内肛門括約筋を収縮させ直腸の運動を抑えて、不随意に蓄便へ働く。
4. 骨盤神経
❌ 誤り。骨盤神経は随意的な制御ではない。正しくは、仙髄(S2〜S4)から出る副交感神経の線維で、直腸を収縮させ内肛門括約筋を弛緩させて、不随意に排便へ働く。
❌ 誤り。骨盤神経は随意的な制御ではない。正しくは、仙髄(S2〜S4)から出る副交感神経の線維で、直腸を収縮させ内肛門括約筋を弛緩させて、不随意に排便へ働く。
5. 閉鎖神経
❌ 誤り。閉鎖神経は排便の制御に関わらない。正しくは、股関節の内転筋群を支配する運動神経である。
❌ 誤り。閉鎖神経は排便の制御に関わらない。正しくは、股関節の内転筋群を支配する運動神経である。
【試験対策ポイント】
| 神経 | 種類 | 主な働き |
|---|---|---|
| 骨盤神経 | 副交感 | 直腸収縮・内肛門括約筋弛緩(排便) |
| 下腹神経 | 交感 | 内肛門括約筋収縮(蓄便) |
| 陰部神経 | 体性 | 外肛門括約筋収縮(随意的な制御) |
- 「随意」と出たら横紋筋の括約筋=陰部神経。排尿でも同じ構図(外尿道括約筋=陰部神経)
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