第55回 作業療法士国家試験 午前 第70問
運動学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第70問(運動学)の正答は 3 です。手の内在筋(虫様筋・骨間筋)は、MP関節の掌側を通り、指背腱膜を介してPIP・DIP関節の背側に付く。
問題
手の内在筋プラス肢位の組合せで正しいのはどれか。
- 1. MP関節屈曲-PIP関節伸展-DIP関節屈曲
- 2. MP関節伸展-PIP関節屈曲-DIP関節屈曲
- 3. MP関節屈曲-PIP関節伸展-DIP関節伸展 ✓
- 4. MP関節伸展-PIP関節屈曲-DIP関節伸展
- 5. MP関節屈曲-PIP関節屈曲-DIP関節伸展
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 81.5%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — MP関節屈曲-PIP関節伸展-DIP関節伸展
手の内在筋(虫様筋・骨間筋)は、MP関節の掌側を通り、指背腱膜を介してPIP・DIP関節の背側に付く。そのため作用はMP屈曲+PIP・DIP伸展で、この形を内在筋プラス肢位という。
【各選択肢の解説】
1. MP関節屈曲-PIP関節伸展-DIP関節屈曲
❌ 誤り。DIP関節が屈曲している点が違う。正しくは、内在筋は指背腱膜を通してDIP関節も伸展させるので、内在筋プラスではDIPも伸展位になる。
❌ 誤り。DIP関節が屈曲している点が違う。正しくは、内在筋は指背腱膜を通してDIP関節も伸展させるので、内在筋プラスではDIPも伸展位になる。
2. MP関節伸展-PIP関節屈曲-DIP関節屈曲
❌ 誤り。内在筋の作用とすべての関節で逆向き。正しくは、この形は内在筋が働かない内在筋マイナス肢位(鷲手)にあたり、内在筋プラスはMP屈曲・PIP伸展・DIP伸展である。
❌ 誤り。内在筋の作用とすべての関節で逆向き。正しくは、この形は内在筋が働かない内在筋マイナス肢位(鷲手)にあたり、内在筋プラスはMP屈曲・PIP伸展・DIP伸展である。
3. MP関節屈曲-PIP関節伸展-DIP関節伸展
✅ 正しい。内在筋の作用どおりの肢位。手の外傷後などの固定ではMPの側副靱帯が伸びた状態に保たれるため、拘縮を防ぐ肢位として使われる。
✅ 正しい。内在筋の作用どおりの肢位。手の外傷後などの固定ではMPの側副靱帯が伸びた状態に保たれるため、拘縮を防ぐ肢位として使われる。
4. MP関節伸展-PIP関節屈曲-DIP関節伸展
❌ 誤り。MP伸展・PIP屈曲は内在筋の作用と逆向き。正しくは、内在筋プラスではMP関節を屈曲、PIP関節を伸展させる。
❌ 誤り。MP伸展・PIP屈曲は内在筋の作用と逆向き。正しくは、内在筋プラスではMP関節を屈曲、PIP関節を伸展させる。
5. MP関節屈曲-PIP関節屈曲-DIP関節伸展
❌ 誤り。PIP関節が屈曲している点が違う。正しくは、内在筋はPIP関節を伸展させるので、内在筋プラスではPIPも伸展位になる。
❌ 誤り。PIP関節が屈曲している点が違う。正しくは、内在筋はPIP関節を伸展させるので、内在筋プラスではPIPも伸展位になる。
【試験対策ポイント】
| 肢位 | MP | PIP | DIP |
|---|---|---|---|
| 内在筋プラス | 屈曲 | 伸展 | 伸展 |
| 内在筋マイナス(鷲手) | 伸展 | 屈曲 | 屈曲 |
- 内在筋の作用=「MPを曲げ、IPを伸ばす」。マイナスはその逆
- 尺骨神経麻痺の鷲手は内在筋マイナスの代表
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