第55回 作業療法士国家試験 午前 第71問
運動学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第71問(運動学)の正答は 5 です。膝関節に作用できるのは、膝関節をまたぐ筋だけである(大腿骨から起こり膝をまたいで踵骨へ付く腓腹筋もこれに入る)。
問題
膝関節屈曲に作用する筋はどれか。
- 1. 外閉鎖筋
- 2. 大内転筋
- 3. 恥骨筋
- 4. 長内転筋
- 5. 薄筋 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 薄筋
膝関節に作用できるのは、膝関節をまたぐ筋だけである(大腿骨から起こり膝をまたいで踵骨へ付く腓腹筋もこれに入る)。内転筋群のうち膝をまたぐのは薄筋だけで、恥骨から脛骨上部内側(鵞足)に付く二関節筋である。
【各選択肢の解説】
1. 外閉鎖筋
❌ 誤り。外閉鎖筋は膝をまたがない。正しくは、閉鎖膜の外面から大腿骨の転子窩に付き、股関節の外旋に働く。
❌ 誤り。外閉鎖筋は膝をまたがない。正しくは、閉鎖膜の外面から大腿骨の転子窩に付き、股関節の外旋に働く。
2. 大内転筋
❌ 誤り。大内転筋は大腿骨(粗線・内転筋結節)に付き、膝関節をまたがない。正しくは、股関節の内転に働き、坐骨結節から起こる部分は股関節の伸展にも働く。
❌ 誤り。大内転筋は大腿骨(粗線・内転筋結節)に付き、膝関節をまたがない。正しくは、股関節の内転に働き、坐骨結節から起こる部分は股関節の伸展にも働く。
3. 恥骨筋
❌ 誤り。恥骨筋は大腿骨上部に付き、膝関節をまたがない。正しくは、股関節の内転・屈曲に働く。
❌ 誤り。恥骨筋は大腿骨上部に付き、膝関節をまたがない。正しくは、股関節の内転・屈曲に働く。
4. 長内転筋
❌ 誤り。長内転筋は大腿骨粗線に付く単関節筋で、膝関節をまたがない。正しくは、股関節の内転(と屈曲)に働く。
❌ 誤り。長内転筋は大腿骨粗線に付く単関節筋で、膝関節をまたがない。正しくは、股関節の内転(と屈曲)に働く。
5. 薄筋
✅ 正しい。薄筋は股関節と膝関節の両方をまたぎ、股関節の内転に加えて膝関節の屈曲・内旋に働く。縫工筋・半腱様筋とともに鵞足をつくる。
✅ 正しい。薄筋は股関節と膝関節の両方をまたぎ、股関節の内転に加えて膝関節の屈曲・内旋に働く。縫工筋・半腱様筋とともに鵞足をつくる。
【試験対策ポイント】
- 膝関節屈曲に働く筋:ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)・薄筋・縫工筋・腓腹筋・膝窩筋
- 鵞足=縫工筋・薄筋・半腱様筋(脛骨上部内側)
- 内転筋群で膝をまたぐのは薄筋だけ。付着部が大腿骨か脛骨かで見分ける
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