第55回 作業療法士国家試験 午前 第76問
病理学概論第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第76問(病理学概論)の正答は 5 です。小脳橋角部は内耳道の入口にあたり、第Ⅶ・Ⅷ脳神経が通る。
問題
小脳橋角部に最も多い脳腫瘍はどれか。
- 1. 腺腫
- 2. 髄膜腫
- 3. 血管芽腫
- 4. 神経膠腫
- 5. 神経鞘腫 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 12.5%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 神経鞘腫
小脳橋角部は内耳道の入口にあたり、第Ⅶ・Ⅷ脳神経が通る。ここに最も多いのは、前庭神経のSchwann細胞から生じる神経鞘腫(聴神経腫瘍)で、次いで髄膜腫が多い。
【各選択肢の解説】
1. 腺腫
❌ 誤り。脳腫瘍で腺腫といえば下垂体腺腫で、小脳橋角部には生じない。正しくは、下垂体腺腫はトルコ鞍部に生じ、視交叉を圧迫して両耳側半盲を起こす。
❌ 誤り。脳腫瘍で腺腫といえば下垂体腺腫で、小脳橋角部には生じない。正しくは、下垂体腺腫はトルコ鞍部に生じ、視交叉を圧迫して両耳側半盲を起こす。
2. 髄膜腫
❌ 誤り。髄膜腫は小脳橋角部にも生じるが最多ではない。正しくは、小脳橋角部では神経鞘腫に次ぐ2番目に多い腫瘍である。
❌ 誤り。髄膜腫は小脳橋角部にも生じるが最多ではない。正しくは、小脳橋角部では神経鞘腫に次ぐ2番目に多い腫瘍である。
3. 血管芽腫
❌ 誤り。血管芽腫は小脳橋角部に多い腫瘍ではない。正しくは、主に小脳半球や脊髄に生じ、von Hippel-Lindau病に合併することがある。
❌ 誤り。血管芽腫は小脳橋角部に多い腫瘍ではない。正しくは、主に小脳半球や脊髄に生じ、von Hippel-Lindau病に合併することがある。
4. 神経膠腫
❌ 誤り。神経膠腫は脳実質の中から生じる腫瘍で、脳の外の小脳橋角部に多いものではない。正しくは、大脳半球に多く、脳幹・小脳にも生じる。
❌ 誤り。神経膠腫は脳実質の中から生じる腫瘍で、脳の外の小脳橋角部に多いものではない。正しくは、大脳半球に多く、脳幹・小脳にも生じる。
5. 神経鞘腫
✅ 正しい。良性でゆっくり大きくなり、蝸牛神経を圧迫して片側の感音難聴・耳鳴りで始まることが多い。大きくなると三叉神経・顔面神経の症状や小脳症状が加わる。
✅ 正しい。良性でゆっくり大きくなり、蝸牛神経を圧迫して片側の感音難聴・耳鳴りで始まることが多い。大きくなると三叉神経・顔面神経の症状や小脳症状が加わる。
【試験対策ポイント】
| 腫瘍 | 好発部位 |
|---|---|
| 神経鞘腫 | 小脳橋角部(前庭神経) |
| 髄膜腫 | 大脳鎌・円蓋部・蝶形骨縁など(小脳橋角部では2番目) |
| 下垂体腺腫 | トルコ鞍 |
| 血管芽腫 | 小脳半球 |
| 神経膠腫 | 脳実質(大脳半球に多い) |
- 片側の感音難聴をみたら小脳橋角部の神経鞘腫を疑う
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