OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午前 第85問

人間発達学第55回午前

第55回 作業療法士国家試験 午前 第85問(人間発達学)の正答は 2 です。選択肢の原始反射はいずれも生後数か月で統合されるが、足底把握反射は立位・歩行の準備が整う生後9〜10か月ごろまで残り、最も遅く消失する。

問題
原始反射のうち消失する時期が最も遅いのはどれか。
  1. 1. Moro 反射
  2. 2. 足底把握反射 ✓
  3. 3. 緊張性迷路反射
  4. 4. 交叉性伸展反射
  5. 5. 非対称性緊張性頸反射

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 足底把握反射

選択肢の原始反射はいずれも生後数か月で統合されるが、足底把握反射は立位・歩行の準備が整う生後9〜10か月ごろまで残り、最も遅く消失する。足底に体重を乗せるには足趾の屈曲反射が抑えられている必要がある。


【各選択肢の解説】

1. Moro 反射
❌ 誤り。最も遅くはない。正しくは、生後4〜6か月ごろに消失する。
2. 足底把握反射
✅ 正しい。(=正答)足底の母趾球付近を圧迫すると足趾が屈曲する反射で、生後9〜10か月ごろまで残る。消失しないと足底で体重を受ける立位が妨げられる。
3. 緊張性迷路反射
❌ 誤り。最も遅くはない。正しくは、生後4〜6か月ごろに統合され、頭部の空間での位置で全身の屈筋・伸筋の緊張が変わる反応がみられなくなる。
4. 交叉性伸展反射
❌ 誤り。最も遅くはない。正しくは、生後1〜2か月ごろに消失し、選択肢の中では最も早い。
5. 非対称性緊張性頸反射
❌ 誤り。最も遅くはない。正しくは、生後4〜6か月ごろに統合され、正中位での両手動作が可能になる。

【試験対策ポイント】

反射消失の目安
交叉性伸展反射1〜2か月
Moro反射・ATNR・TLR4〜6か月
手掌把握反射4〜6か月
足底把握反射9〜10か月

月齢は文献により幅がある。順序(交叉性伸展が早く、足底把握が最も遅い)で覚える。

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