第55回 作業療法士国家試験 午後 第20問
臨床医学第55回午後
第55回 作業療法士国家試験 午後 第20問(臨床医学)の正答は 3 です。精神症状が落ち着き、ADLが自立し生活リズムも整っており、本人は一般就労を希望している。
問題
45歳の男性。統合失調症。外来治療を受けながら母親と2人で暮らしている。3年前までは仕事に就いていたが、職場での対人関係がうまくいかず症状が悪化し退職した。現在は精神症状は落ち着き、ADLは自立し生活リズムも整っている。一般就労を希望し、作業療法士に相談した。この時点で患者が利用する障害福祉サービスとして適切なのはどれか。
- 1. 自立訓練
- 2. 共同生活援助
- 3. 就労移行支援 ✓
- 4. 就労定着支援
- 5. 就労継続支援B型
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.4%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 就労移行支援
精神症状が落ち着き、ADLが自立し生活リズムも整っており、本人は一般就労を希望している。現在は仕事に就いていない。一般就労を希望する人が就職に向けた訓練や職場探しの支援を受けるのは就労移行支援である(障害者総合支援法)。
【各選択肢の解説】
1. 自立訓練
❌ 誤り。正しくは、自立訓練は自立した日常生活・社会生活を送るための身体機能(機能訓練)や生活能力(生活訓練)を高めるサービスで、ADL・生活リズムが整った本症例の目的とは異なる。
❌ 誤り。正しくは、自立訓練は自立した日常生活・社会生活を送るための身体機能(機能訓練)や生活能力(生活訓練)を高めるサービスで、ADL・生活リズムが整った本症例の目的とは異なる。
2. 共同生活援助
❌ 誤り。正しくは、共同生活援助はグループホームで夜間や休日の生活上の援助を受けるサービスで、住まいの支援である。本症例は母親と暮らしており、就労の支援ではない。
❌ 誤り。正しくは、共同生活援助はグループホームで夜間や休日の生活上の援助を受けるサービスで、住まいの支援である。本症例は母親と暮らしており、就労の支援ではない。
3. 就労移行支援
✅ 正しい。(=正答)一般就労を希望する人に、標準2年の期間で職業訓練、求職活動の支援、職場実習、職場探しを行い、就職後の定着も支える(障害者総合支援法)。
✅ 正しい。(=正答)一般就労を希望する人に、標準2年の期間で職業訓練、求職活動の支援、職場実習、職場探しを行い、就職後の定着も支える(障害者総合支援法)。
4. 就労定着支援
❌ 誤り。正しくは、就労定着支援は就労移行支援などを経て一般就労した人が、職場に定着できるよう生活面の課題などを支援するサービスで、まだ就職していない本症例は対象でない。
❌ 誤り。正しくは、就労定着支援は就労移行支援などを経て一般就労した人が、職場に定着できるよう生活面の課題などを支援するサービスで、まだ就職していない本症例は対象でない。
5. 就労継続支援B型
❌ 誤り。正しくは、B型は一般企業での雇用が難しい人が、雇用契約を結ばずに作業の機会を得るサービスである。本症例は一般就労を希望しており、まず就労移行支援を使う。
❌ 誤り。正しくは、B型は一般企業での雇用が難しい人が、雇用契約を結ばずに作業の機会を得るサービスである。本症例は一般就労を希望しており、まず就労移行支援を使う。
【試験対策ポイント】
就労系の障害福祉サービス(障害者総合支援法)
| サービス | 対象 | 雇用契約 |
|---|---|---|
| 就労移行支援 | 一般就労を希望する人(標準2年) | なし |
| 就労継続支援A型 | 一般就労が難しく、雇用契約に基づき働ける人 | あり |
| 就労継続支援B型 | 一般就労・雇用契約に基づく就労が難しい人 | なし |
| 就労定着支援 | 一般就労した人(最長3年) | - |
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