第55回 作業療法士国家試験 午後 第48問
人間発達学第55回午後
広汎性発達障害の説明で正しいのはどれか。
1. 女児に多い。
2. 育児方法が発症に影響する。
3. 障害は成人期までには消失する。
4. 社会的コミュニケーションの障害はない。
5. 小児期崩壊性障害は正常な発達の後に出現する。
- 1. 女児に多い。
- 2. 育児方法が発症に影響する。
- 3. 障害は成人期までには消失する。
- 4. 社会的コミュニケーションの障害はない。
- 5. 小児期崩壊性障害は正常な発達の後に出現する。 ✓
正答:5番
解説
■ 正答:5番 — 小児期崩壊性障害は正常な発達の後に出現する。
小児期崩壊性障害(CDD:Childhood Disintegrative Disorder)は、生後2~3年間は正常な発達を遂行した後、2~10歳の間に言語・社会性・運動機能などが急速に退行する特異な発達障害です。
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【各選択肢の解説】
1. 女児に多い。
❌ 誤り。広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)は男児に3~4倍多く発症します。
2. 育児方法が発症に影響する。
❌ 誤り。広汎性発達障害は神経生物学的基盤を持つ先天的発達障害であり、育児方法は発症原因ではありません。
3. 障害は成人期までには消失する。
❌ 誤り。発達障害は生涯にわたって継続する障害であり、成人期に消失することはありません。
4. 社会的コミュニケーションの障害はない。
❌ 誤り。広汎性発達障害の中核症状は社会的コミュニケーション障害と限定的で反復的な行動パターンです。
5. 小児期崩壊性障害は正常な発達の後に出現する。
✅ 正しい。CDDは数年間の正常発達後に、言語や対人関係が急速に退行する特徴があります。
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【試験対策ポイント】
・広汎性発達障害の男女比:男児に3~4倍多い
・中核症状:社会コミュニケーション障害+限定的で反復的な行動
・小児期崩壊性障害(CDD):2~3年間の正常発達後、2~10歳で急速な退行が特徴