第55回 作業療法士国家試験 午後 第66問
生理学第55回午後
第55回 作業療法士国家試験 午後 第66問(生理学)の正答は 2 です。三叉神経の第3枝(下顎神経)は運動線維を含み、咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋などの咀嚼筋を支配して下顎を動かす。
問題
脳神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。
- 1. 顔面神経 ─── 軟口蓋の挙上
- 2. 三叉神経 ─── 下顎の運動 ✓
- 3. 舌咽神経 ─── 舌の運動
- 4. 舌下神経 ─── 唾液分泌
- 5. 迷走神経 ─── 口唇閉鎖
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 77.3%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 三叉神経 ─── 下顎の運動
三叉神経の第3枝(下顎神経)は運動線維を含み、咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋などの咀嚼筋を支配して下顎を動かす。
【各選択肢の解説】
1. 顔面神経 ─── 軟口蓋の挙上
❌ 誤り。顔面神経は軟口蓋を挙上しない。正しくは軟口蓋の挙上(口蓋帆挙筋)は迷走神経(咽頭神経叢)が担う。顔面神経は表情筋を支配する。
❌ 誤り。顔面神経は軟口蓋を挙上しない。正しくは軟口蓋の挙上(口蓋帆挙筋)は迷走神経(咽頭神経叢)が担う。顔面神経は表情筋を支配する。
2. 三叉神経 ─── 下顎の運動
✅ 正しい。下顎神経が咀嚼筋を支配し、下顎の挙上・前突・側方運動を起こす。
✅ 正しい。下顎神経が咀嚼筋を支配し、下顎の挙上・前突・側方運動を起こす。
3. 舌咽神経 ─── 舌の運動
❌ 誤り。舌咽神経は舌を動かさない。正しくは舌の運動は舌下神経が担う。舌咽神経は舌後1/3の感覚・味覚、耳下腺の分泌などを担う。
❌ 誤り。舌咽神経は舌を動かさない。正しくは舌の運動は舌下神経が担う。舌咽神経は舌後1/3の感覚・味覚、耳下腺の分泌などを担う。
4. 舌下神経 ─── 唾液分泌
❌ 誤り。舌下神経は運動神経で分泌には関わらない。正しくは唾液分泌は顔面神経(顎下腺・舌下腺)と舌咽神経(耳下腺)の副交感線維が担う。
❌ 誤り。舌下神経は運動神経で分泌には関わらない。正しくは唾液分泌は顔面神経(顎下腺・舌下腺)と舌咽神経(耳下腺)の副交感線維が担う。
5. 迷走神経 ─── 口唇閉鎖
❌ 誤り。迷走神経は口唇を閉じない。正しくは口唇閉鎖(口輪筋)は顔面神経が担う。
❌ 誤り。迷走神経は口唇を閉じない。正しくは口唇閉鎖(口輪筋)は顔面神経が担う。
【試験対策ポイント】
| 脳神経 | 口腔・咽頭での主な働き |
|---|---|
| 三叉神経(Ⅴ) | 咀嚼筋の運動・顔面と舌前2/3の一般感覚 |
| 顔面神経(Ⅶ) | 表情筋(口唇閉鎖)・舌前2/3の味覚・顎下腺/舌下腺 |
| 舌咽神経(Ⅸ) | 舌後1/3の感覚と味覚・耳下腺 |
| 迷走神経(Ⅹ) | 軟口蓋挙上・咽頭/喉頭の筋 |
| 舌下神経(Ⅻ) | 舌の運動 |
「舌下」「舌咽」の名前から舌の運動や唾液を連想させるのがひっかけ。
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