OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午後 第71問

運動学第55回午後

第55回 作業療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 1・2 です。下腿の筋は足関節軸の前を通れば背屈、後ろを通れば底屈、内側を通れば内がえし、外側を通れば外がえしに働く。

問題
筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 足の長母指伸筋 ─── 背屈 ✓
  2. 2. 後脛骨筋 ──────── 内がえし ✓
  3. 3. 前脛骨筋 ──────── 外がえし
  4. 4. 第三腓骨筋 ───── 底屈
  5. 5. 長腓骨筋 ──────── 背屈

正答:1・2番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 32.1%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・2番 — 足の長母指伸筋 ─── 背屈・後脛骨筋 ─── 内がえし

下腿の筋は足関節軸の前を通れば背屈、後ろを通れば底屈、内側を通れば内がえし、外側を通れば外がえしに働く。長母趾伸筋(国試の語形:長母指伸筋)は前、後脛骨筋は後ろかつ内側を通る。


【各選択肢の解説】

1. 足の長母指伸筋 ─── 背屈
✅ 正しい。下腿前面から起こり足関節の前を通って母趾末節骨に停止するため、母趾の伸展とともに足関節を背屈させる。
2. 後脛骨筋 ─── 内がえし
✅ 正しい。内果の後ろを通って舟状骨などの足底内側に停止するため、足関節底屈と足の内がえしに働く。
3. 前脛骨筋 ─── 外がえし
❌ 誤り。外がえしではない。正しくは前脛骨筋は内側楔状骨・第1中足骨底に停止し、足関節背屈と足の内がえしに働く。
4. 第三腓骨筋 ─── 底屈
❌ 誤り。底屈ではない。正しくは第三腓骨筋は足関節の前を通って第5中足骨に停止し、背屈と外がえしに働く。
5. 長腓骨筋 ─── 背屈
❌ 誤り。背屈ではない。正しくは長腓骨筋は外果の後ろを通って足底へ回り込み、底屈と外がえしに働く。

【試験対策ポイント】

筋通る位置主な足への作用
前脛骨筋前・内側背屈・内がえし
長母趾伸筋前背屈・母趾伸展
第三腓骨筋前・外側背屈・外がえし
後脛骨筋後ろ(内果の後ろ)底屈・内がえし
長腓骨筋後ろ(外果の後ろ)底屈・外がえし

「腓骨筋=外がえし」でも、第三腓骨筋だけは前を通るので背屈になる。

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