OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午後 第73問

運動学第55回午後

第55回 作業療法士国家試験 午後 第73問(運動学)の正答は 5 です。努力吸気では横隔膜・外肋間筋に加えて、胸郭を引き上げる吸気補助筋(胸鎖乳突筋・斜角筋など)が動員される。

問題
努力吸気時に働く筋はどれか。
  1. 1. 腹横筋
  2. 2. 腹直筋
  3. 3. 外腹斜筋
  4. 4. 内腹斜筋
  5. 5. 胸鎖乳突筋 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.4%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 胸鎖乳突筋

努力吸気では横隔膜・外肋間筋に加えて、胸郭を引き上げる吸気補助筋(胸鎖乳突筋・斜角筋など)が動員される。腹筋群は腹圧を上げて横隔膜を押し上げる呼気補助筋である。


【各選択肢の解説】

1. 腹横筋
❌ 誤り。吸気には働かない。正しくは腹圧を高めて横隔膜を押し上げる努力呼気の補助筋である。
2. 腹直筋
❌ 誤り。吸気には働かない。正しくは胸郭を引き下げ腹圧を高める努力呼気の補助筋である。
3. 外腹斜筋
❌ 誤り。吸気には働かない。正しくは腹圧を高める努力呼気の補助筋である。
4. 内腹斜筋
❌ 誤り。吸気には働かない。正しくは外腹斜筋と同じく腹圧を高める努力呼気の補助筋である。
5. 胸鎖乳突筋
✅ 正しい。乳様突起から胸骨・鎖骨に付き、頭頸部が固定されると胸骨と鎖骨を引き上げて胸郭を広げるため、努力吸気を補助する。

【試験対策ポイント】

区分筋
安静吸気横隔膜・外肋間筋
努力吸気(補助)胸鎖乳突筋・斜角筋・大胸筋・小胸筋など
安静呼気筋活動はほぼなし(肺と胸郭の弾性で戻る)
努力呼気(補助)腹直筋・腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・内肋間筋

「胸郭を引き上げる=吸気」「腹圧を上げる=呼気」で分ける。

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