OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午後 第74問

運動学第55回午後
反射マーカを用いた三次元歩行分析装置で評価が最も困難なのはどれか。 1. 歩幅 2. 歩行率 3. 重心の変化 4. 足底圧分布 5. 関節角度変化
  1. 1. 歩幅
  2. 2. 歩行率
  3. 3. 重心の変化
  4. 4. 足底圧分布 ✓
  5. 5. 関節角度変化

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — 足底圧分布 反射マーカを用いた三次元歩行分析装置は光学式モーションキャプチャシステムであり、マーカの位置座標を記録することで運動学的分析に優れています。一方、足底圧分布は足と地面の接触圧を測定する必要があり、圧力センサが組み込まれたフォースプレートやインソール式圧力測定器が必要なため、反射マーカ方式では直接評価できません。 --- 【各選択肢の解説】 1. 歩幅 ✅ 正しい。マーカの位置座標から両足のマーカ位置の距離を計算できるため評価可能です。 2. 歩行率 ✅ 正しい。マーカが足に貼付されているため、足が通過する頻度から歩行率(ケイデンス)を算出できます。 3. 重心の変化 ✅ 正しい。全身の複数マーカの位置座標から重心位置を計算し、その軌跡を三次元で追跡可能です。 4. 足底圧分布 ❌ 誤り。足底圧分布の測定には圧力センサが必要であり、反射マーカ方式のみでは直接測定できません。これが最も困難です。 5. 関節角度変化 ✅ 正しい。各関節周辺のマーカ位置から関節角度を計算できるため評価可能です。 --- 【試験対策ポイント】 • 反射マーカシステム=光学式モーションキャプチャ、運動学的分析に特化 • 足底圧分布=圧力センサまたはフォースプレート専用機器が必要 • 三次元座標データから算出可能な項目:歩幅、歩行率、重心軌跡、関節角度
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