第55回 作業療法士国家試験 午後 第85問
臨床医学第55回午後
第55回 作業療法士国家試験 午後 第85問(臨床医学)の正答は 3 です。MRI拡散強調像は水分子の動きにくさ(拡散制限)を画像にする撮像法である。
問題
診断においてMRI拡散強調像が最も有用なのはどれか。
- 1. 頭蓋底骨折
- 2. 脳室内出血
- 3. 脳梗塞急性期 ✓
- 4. 脳出血急性期
- 5. くも膜下出血急性期
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.4%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 脳梗塞急性期
MRI拡散強調像は水分子の動きにくさ(拡散制限)を画像にする撮像法である。脳梗塞では発症早期から細胞が腫れて(細胞性浮腫)水分子の拡散が制限され、CTでまだ変化が出ない時期から高信号として描出される。
【各選択肢の解説】
1. 頭蓋底骨折
❌ 誤り。骨はMRIで信号が乏しく、骨折線の評価には向かない。正しくはCT(骨条件・薄いスライス)が有用である。
❌ 誤り。骨はMRIで信号が乏しく、骨折線の評価には向かない。正しくはCT(骨条件・薄いスライス)が有用である。
2. 脳室内出血
❌ 誤り。正しくは、急性期の出血はCTで高吸収域として明瞭に描出されるため、CTが第一選択である。
❌ 誤り。正しくは、急性期の出血はCTで高吸収域として明瞭に描出されるため、CTが第一選択である。
3. 脳梗塞急性期
✅ 正しい(=正答)。虚血による細胞性浮腫で水分子の拡散が制限されるため、発症早期から病巣が高信号となり、超急性期の診断に最も有用である。
✅ 正しい(=正答)。虚血による細胞性浮腫で水分子の拡散が制限されるため、発症早期から病巣が高信号となり、超急性期の診断に最も有用である。
4. 脳出血急性期
❌ 誤り。正しくは、急性期の脳出血はCTで高吸収域として短時間で確実に診断でき、CTが第一選択である。
❌ 誤り。正しくは、急性期の脳出血はCTで高吸収域として短時間で確実に診断でき、CTが第一選択である。
5. くも膜下出血急性期
❌ 誤り。正しくは、くも膜下出血の急性期はCTで脳底槽などの高吸収域として診断するのが第一選択である。
❌ 誤り。正しくは、くも膜下出血の急性期はCTで脳底槽などの高吸収域として診断するのが第一選択である。
【試験対策ポイント】
| 病態 | まず用いる画像 | 見え方 |
|---|---|---|
| 脳出血・くも膜下出血・脳室内出血(急性期) | CT | 高吸収域 |
| 頭蓋骨骨折 | CT(骨条件) | 骨折線 |
| 脳梗塞(急性期) | MRI拡散強調像 | 高信号 |
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