第55回 作業療法士国家試験 午後 第86問
解剖学第55回午後
第55回 作業療法士国家試験 午後 第86問(解剖学)の正答は 2 です。drop armテストは、他動的に90°外転させた上肢を患者にゆっくり下ろさせるテストである。
問題
肩腱板断裂で陽性となるのはどれか。
- 1. Adsonテスト
- 2. drop armテスト ✓
- 3. Finkelsteinテスト
- 4. Phalenテスト
- 5. Thomsenテスト
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60.5%標準
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — drop armテスト
drop armテストは、他動的に90°外転させた上肢を患者にゆっくり下ろさせるテストである。腱板(特に棘上筋)が断裂していると外転位を保てず、途中で腕が落ちるため陽性となる。各テストと対象疾患の対応を問う問題。
【各選択肢の解説】
1. Adsonテスト
❌ 誤り。頸部を伸展し患側へ回旋させ深吸気させたときの橈骨動脈の拍動の減弱・消失をみる。正しくは胸郭出口症候群(斜角筋症候群)のテストである。
❌ 誤り。頸部を伸展し患側へ回旋させ深吸気させたときの橈骨動脈の拍動の減弱・消失をみる。正しくは胸郭出口症候群(斜角筋症候群)のテストである。
2. drop armテスト
✅ 正しい(=正答)。腱板が断裂すると上腕骨頭を関節窩に引きつけて外転位を支えられないため、ゆっくり下ろす途中で保持できず落下する。
✅ 正しい(=正答)。腱板が断裂すると上腕骨頭を関節窩に引きつけて外転位を支えられないため、ゆっくり下ろす途中で保持できず落下する。
3. Finkelsteinテスト
❌ 誤り。母指を握り込ませて手関節を尺屈し、橈骨茎状突起部の痛みをみる。正しくはde Quervain病(長母指外転筋・短母指伸筋腱の狭窄性腱鞘炎)のテストである。
❌ 誤り。母指を握り込ませて手関節を尺屈し、橈骨茎状突起部の痛みをみる。正しくはde Quervain病(長母指外転筋・短母指伸筋腱の狭窄性腱鞘炎)のテストである。
4. Phalenテスト
❌ 誤り。手関節を掌屈位で保持させ、正中神経領域のしびれの出現をみる。正しくは手根管症候群のテストである。
❌ 誤り。手関節を掌屈位で保持させ、正中神経領域のしびれの出現をみる。正しくは手根管症候群のテストである。
5. Thomsenテスト
❌ 誤り。肘伸展位で手関節を背屈させ、抵抗を加えたときの外側上顆部の痛みをみる。正しくは上腕骨外側上顆炎(テニス肘)のテストである。
❌ 誤り。肘伸展位で手関節を背屈させ、抵抗を加えたときの外側上顆部の痛みをみる。正しくは上腕骨外側上顆炎(テニス肘)のテストである。
【試験対策ポイント】
| テスト | 対象疾患 |
|---|---|
| drop arm | 腱板断裂 |
| Adson | 胸郭出口症候群 |
| Finkelstein | de Quervain病 |
| Phalen | 手根管症候群 |
| Thomsen | 上腕骨外側上顆炎 |
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