第55回 作業療法士国家試験 午後 第94問
生理学第55回午後
第55回 作業療法士国家試験 午後 第94問(生理学)の正答は 1 です。運動療法は骨格筋への糖の取り込みを増やし、インスリンの効きを良くする。
問題
2型糖尿病患者における運動療法の効果で誤っているのはどれか。
- 1. インスリン抵抗性の増大 ✓
- 2. 血圧低下
- 3. 血糖コントロールの改善
- 4. 脂質代謝の改善
- 5. 心肺機能の改善
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.5%難問
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — インスリン抵抗性の増大
運動療法は骨格筋への糖の取り込みを増やし、インスリンの効きを良くする。つまりインスリン抵抗性は低下(改善)する。「増大」は向きが逆で誤っている。
【各選択肢の解説】
1. インスリン抵抗性の増大
❌ 誤り(=正答)。運動を続けると骨格筋の糖輸送体(GLUT4)が増えるなどしてインスリン感受性が高まる。正しくはインスリン抵抗性の低下(改善)である。
❌ 誤り(=正答)。運動を続けると骨格筋の糖輸送体(GLUT4)が増えるなどしてインスリン感受性が高まる。正しくはインスリン抵抗性の低下(改善)である。
2. 血圧低下
✅ 正しい。有酸素運動を継続すると交感神経活動の低下や血管機能の改善により、血圧が低下する。
✅ 正しい。有酸素運動を継続すると交感神経活動の低下や血管機能の改善により、血圧が低下する。
3. 血糖コントロールの改善
✅ 正しい。運動中・運動後に筋がブドウ糖を取り込み、インスリン感受性も高まるため、血糖コントロールが改善する。
✅ 正しい。運動中・運動後に筋がブドウ糖を取り込み、インスリン感受性も高まるため、血糖コントロールが改善する。
4. 脂質代謝の改善
✅ 正しい。運動で脂肪の利用が増え、中性脂肪の低下やHDLコレステロールの増加がみられる。
✅ 正しい。運動で脂肪の利用が増え、中性脂肪の低下やHDLコレステロールの増加がみられる。
5. 心肺機能の改善
✅ 正しい。有酸素運動の継続で最大酸素摂取量が増え、心肺持久力が向上する。
✅ 正しい。有酸素運動の継続で最大酸素摂取量が増え、心肺持久力が向上する。
【試験対策ポイント】
- 運動療法の効果:インスリン抵抗性の改善(低下)・血糖コントロールの改善・脂質代謝の改善・血圧低下・心肺機能の改善
- 「インスリン抵抗性」は低いほど良い=「抵抗性の増大」は悪化、「感受性の増大」は改善。語の向きに注意する
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