OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午後 第95問

臨床医学第55回午後

第55回 作業療法士国家試験 午後 第95問(臨床医学)の正答は 4 です。骨粗鬆症の原因には、骨への負荷の減少・カルシウムやビタミンDの吸収障害・内分泌疾患・生活習慣病などがある。

問題
骨粗鬆症の原因で誤っているのはどれか。
  1. 1. 安静臥床
  2. 2. 胃切除後
  3. 3. 糖尿病
  4. 4. ビタミンA欠乏症 ✓
  5. 5. 副甲状腺機能亢進症

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.8%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — ビタミンA欠乏症

骨粗鬆症の原因には、骨への負荷の減少・カルシウムやビタミンDの吸収障害・内分泌疾患・生活習慣病などがある。ビタミンA欠乏症は骨粗鬆症の原因とはされない(ビタミンAは過剰のほうが続発性骨粗鬆症の原因に挙げられる)。


【各選択肢の解説】

1. 安静臥床
✅ 正しい(原因となる)。骨への荷重や筋の牽引が減ると骨吸収が骨形成を上回り、廃用性の骨量減少が起こる。
2. 胃切除後
✅ 正しい(原因となる)。胃酸の減少や食事量の減少などでカルシウム・ビタミンDの吸収が低下し、骨量が減る。
3. 糖尿病
✅ 正しい(原因となる)。糖尿病は骨質の劣化を通じて骨折リスクを高め、生活習慣病に関連する続発性骨粗鬆症の原因とされる。
4. ビタミンA欠乏症
❌ 誤り(=正答)。ビタミンA欠乏の代表的な症状は夜盲症であり、骨粗鬆症の原因とはされない。正しくは、ビタミンAは過剰で骨粗鬆症の原因となる。栄養性の原因としてはほかにビタミンC欠乏症・ビタミンD過剰も挙げられ、ビタミンD(カルシウム吸収)・ビタミンK(骨形成)の不足も骨量減少に関わる。
5. 副甲状腺機能亢進症
✅ 正しい(原因となる)。副甲状腺ホルモンが過剰になると骨吸収が亢進し、骨量が減少する。

【試験対策ポイント】

区分主な原因
原発性閉経(エストロゲン低下)・加齢
内分泌性副甲状腺機能亢進症・甲状腺機能亢進症・クッシング症候群
栄養性胃切除後・ビタミンC欠乏症・ビタミンAまたはD過剰
不動性長期臥床・麻痺
薬物ステロイド薬
生活習慣病糖尿病
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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