第56回 作業療法士国家試験 午前 第27問
作業療法評価学第56回午前
高次脳機能障害の評価として用いられる神経心理学的検査において、動作性検査(絵画完成、符号、積木模様、行列推理、絵画配列、記号探し、組み合わせ)と言語性検査(単語、類似、算数、数唱、知識、理解、語音整列)の14項目で構成される検査はどれか。
1. BADS
2. MMSE
3. SLTA
4. WMS-Ⅲ
5. WAIS-Ⅲ
- 1. BADS
- 2. MMSE
- 3. SLTA
- 4. WMS-Ⅲ
- 5. WAIS-Ⅲ ✓
正答:5番
解説
■ 正答:5番 — WAIS-Ⅲ
WAIS-Ⅲ(ウェクスラー成人知能検査)は、動作性検査7項目と言語性検査7項目の計14項目で構成され、成人の一般的な知能水準と認知機能を包括的に評価します。
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【各選択肢の解説】
1. BADS
❌ 誤り。遂行機能障害診断テストで、日常生活の計画・実行能力の評価に特化しており、14項目の構成ではありません。
2. MMSE
❌ 誤り。ミニメンタルステート検査で、認知機能スクリーニング検査であり、11項目で簡便評価を目的としています。
3. SLTA
❌ 誤り。標準失語症検査で、失語症の言語機能評価に特化しており、知能検査ではありません。
4. WMS-Ⅲ
❌ 誤り。ウェクスラー記憶検査で、記憶機能の評価に特化しており、知能全般を測定する検査ではありません。
5. WAIS-Ⅲ
✅ 正しい。動作性検査(絵画完成、符号、積木模様、行列推理、絵画配列、記号探し、組み合わせ)と言語性検査(単語、類似、算数、数唱、知識、理解、語音整列)の14項目で構成され、成人の知能と認知機能を包括的に評価します。
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【試験対策ポイント】
• WAIS-Ⅲ:14項目(動作性7・言語性7)、成人知能検査
• WMS-Ⅲ:記憶機能特化、知能全般評価ではない
• MMSE:スクリーニング検査、簡便評価用