OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午前 第28問

作業療法評価学第56回午前

第56回 作業療法士国家試験 午前 第28問(作業療法評価学)の正答は 1・3 です。静的装具(スタティックスプリント)は可動部品を持たず、関節を一定肢位に固定する装具。

問題
手関節を保持する装具の中で静的装具はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 長対立装具
  2. 2. RIC型把持装具
  3. 3. カックアップ装具
  4. 4. Thomas型懸垂装具
  5. 5. Oppenheimer型装具

正答:1・3番

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解説
■ 正答:1番・3番(複数正答)

> ⚠️ この問題は1番と3番が正答として処理されています。

■ 正答:1番・3番 — 長対立装具・カックアップ装具

静的装具(スタティックスプリント)は可動部品を持たず、関節を一定肢位に固定する装具。長対立装具とカックアップ装具はいずれも手関節を固定する代表的な静的装具である。


【各選択肢の解説】

1. 長対立装具
✅ 静的装具。母指対立位・手関節中間位で固定。頸髄損傷(C5〜C6)や母指対立障害に使用。
2. RIC型把持装具
❌ 動的装具。手関節の背屈と指屈曲を利用した把持動作を補助する機能的装具。
3. カックアップ装具
✅ 静的装具。手関節を背屈位で固定するシンプルな手関節固定装具。橈骨神経麻痺による下垂手や手関節炎の安静固定に使用。
4. Thomas型懸垂装具
❌ 動的装具。橈骨神経麻痺に対し手指伸展を補助するゴム牽引を持つ動的装具。
5. Oppenheimer型装具
❌ 動的装具(機能的装具)。橈骨神経麻痺に対し手関節・手指を背屈方向に補助するバネ機構を有する。

【試験対策ポイント】

静的装具(固定装具):長対立装具・カックアップ装具・コックアップスプリント・短対立装具など。動的装具との区別は「可動部品(バネ・ゴム牽引など)があるかどうか」が判断基準。RIC型・Thomas型・Oppenheimer型はすべて動的装具。

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