第56回 作業療法士国家試験 午前 第31問
作業療法評価学第56回午前
第56回 作業療法士国家試験 午前 第31問(作業療法評価学)の正答は 1・2 です。うっ血性心不全の急性増悪で起こる「うっ血」と「心拍出量の低下」の両面の症状を見分ける問題である。
問題
うっ血性心不全の急性増悪時にみられるのはどれか。2つ選べ。
- 1. 浮腫 ✓
- 2. 四肢冷感 ✓
- 3. 体重減少
- 4. 頸静脈圧低下
- 5. 高ナトリウム血症
正答:1・2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.3%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・2番 — 浮腫・四肢冷感
うっ血性心不全の急性増悪で起こる「うっ血」と「心拍出量の低下」の両面の症状を見分ける問題である。体液がたまって浮腫が生じ、拍出量の低下で末梢血管が収縮して四肢が冷たくなる。
【各選択肢の解説】
1. 浮腫
✅ 正しい。(=正答)右心系のうっ血で静脈圧が上がり、ナトリウムと水が体にたまるため、下腿などに浮腫が出る。
✅ 正しい。(=正答)右心系のうっ血で静脈圧が上がり、ナトリウムと水が体にたまるため、下腿などに浮腫が出る。
2. 四肢冷感
✅ 正しい。(=正答)心拍出量が下がると交感神経が働いて末梢血管が収縮し、皮膚の血流が減るため四肢が冷たくなる。
✅ 正しい。(=正答)心拍出量が下がると交感神経が働いて末梢血管が収縮し、皮膚の血流が減るため四肢が冷たくなる。
3. 体重減少
❌ 誤り。体重は減らない。正しくは、水分の貯留により体重が増加する(短期間の体重増加は増悪のサイン)。
❌ 誤り。体重は減らない。正しくは、水分の貯留により体重が増加する(短期間の体重増加は増悪のサイン)。
4. 頸静脈圧低下
❌ 誤り。頸静脈圧は下がらない。正しくは、右心系のうっ血で頸静脈圧は上昇し、頸静脈怒張がみられる。
❌ 誤り。頸静脈圧は下がらない。正しくは、右心系のうっ血で頸静脈圧は上昇し、頸静脈怒張がみられる。
5. 高ナトリウム血症
❌ 誤り。高ナトリウム血症にはなりにくい。正しくは、水の貯留でナトリウムが薄まる低ナトリウム血症(希釈性)がみられやすい。
❌ 誤り。高ナトリウム血症にはなりにくい。正しくは、水の貯留でナトリウムが薄まる低ナトリウム血症(希釈性)がみられやすい。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 急性増悪時 |
|---|---|
| 浮腫 | 出る |
| 四肢の温度 | 冷たい |
| 体重 | 増える |
| 頸静脈 | 怒張(圧が上がる) |
| 血清ナトリウム | 下がりやすい(希釈性) |
「水がたまる→体重増・浮腫・頸静脈怒張・低Na」とまとめて覚える。
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