第56回 作業療法士国家試験 午前 第42問
臨床医学第56回午前
第56回 作業療法士国家試験 午前 第42問(臨床医学)の正答は 1 です。表を見ると、「状況・気分・自動思考・根拠・反証・適応的思考・今の気分」という7つの欄が設けられており、否定的な自動思考に対して根拠と反証を書き出し、より適応的な思考に書き換えることで気分の変化(不安80%→40%など)を確認している。
問題
うつ病患者に行った訓練を表に示す。あてはまる訓練法はどれか。
- 1. コラム法 ✓
- 2. 自己教示法
- 3. 行動活性化法
- 4. ポジティブ日誌
- 5. アサーショントレーニング
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — コラム法
表を見ると、「状況・気分・自動思考・根拠・反証・適応的思考・今の気分」という7つの欄が設けられており、否定的な自動思考に対して根拠と反証を書き出し、より適応的な思考に書き換えることで気分の変化(不安80%→40%など)を確認している。これは認知療法における「コラム法(思考記録表)」の典型的なフォーマットである。
【各選択肢の解説】
1. コラム法
✅ 正しい。状況・気分・自動思考・根拠・反証・適応的思考・今の気分の7列構造は、Beckの認知療法に基づくコラム法(7コラム法)の典型的な形式。
✅ 正しい。状況・気分・自動思考・根拠・反証・適応的思考・今の気分の7列構造は、Beckの認知療法に基づくコラム法(7コラム法)の典型的な形式。
2. 自己教示法
❌ 誤り。自己教示法はMeichenbaumが開発した技法で、自分自身への内言(セルフトーク)を修正することで行動を変容させる方法。表形式での思考の根拠・反証の検討ではない。
❌ 誤り。自己教示法はMeichenbaumが開発した技法で、自分自身への内言(セルフトーク)を修正することで行動を変容させる方法。表形式での思考の根拠・反証の検討ではない。
3. 行動活性化法
❌ 誤り。行動活性化法はうつ病に対して活動スケジュールを組み、活動量を増やすことで気分の改善を図る技法。思考の内容を検討するものではない。
❌ 誤り。行動活性化法はうつ病に対して活動スケジュールを組み、活動量を増やすことで気分の改善を図る技法。思考の内容を検討するものではない。
4. ポジティブ日誌
❌ 誤り。ポジティブ日誌はよかった出来事・感謝できることを記録する技法であり、根拠・反証・適応的思考という認知再構成の構造とは異なる。
❌ 誤り。ポジティブ日誌はよかった出来事・感謝できることを記録する技法であり、根拠・反証・適応的思考という認知再構成の構造とは異なる。
5. アサーショントレーニング
❌ 誤り。アサーショントレーニングは自己主張スキルを高めるための訓練であり、思考記録表のフォーマットとは無関係。
❌ 誤り。アサーショントレーニングは自己主張スキルを高めるための訓練であり、思考記録表のフォーマットとは無関係。
【試験対策ポイント】
コラム法(思考記録表)の7列構造:状況→気分→自動思考→根拠→反証→適応的思考→今の気分。この流れは「認知再構成法」の核心であり、自動思考の妥当性を検討して歪んだ思考を修正する。うつ病・不安障害への認知行動療法で最も代表的な技法として国試頻出。行動活性化法との違い(思考vs行動へのアプローチ)も押さえること。
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