第56回 作業療法士国家試験 午前 第46問
作業療法評価学第56回午前
第56回 作業療法士国家試験 午前 第46問(作業療法評価学)の正答は 5 です。ADHDでは、走り回る・座っていられないといった目に見える多動は成長とともに目立たなくなるが、落ち着かなさ・不注意・衝動性は成人期まで残りやすい(DSM-5)。
問題
注意欠如・多動性障害について正しいのはどれか。
- 1. 女性に多い。
- 2. 低出生体重児の多くで発症する。
- 3. 感情における衝動性の高さは改善しやすい。
- 4. 約9割の患者は成人期早期までに寛解する。
- 5. 青年期以降は運動性多動の症状は目立たなくなる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.2%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 青年期以降は運動性多動の症状は目立たなくなる。
ADHDでは、走り回る・座っていられないといった目に見える多動は成長とともに目立たなくなるが、落ち着かなさ・不注意・衝動性は成人期まで残りやすい(DSM-5)。症状の「何が減り、何が残るか」を見分ける問題である。
【各選択肢の解説】
1. 女性に多い。
❌ 誤り。ADHDは男性に多い。正しくは、男女比は小児期で約2:1、成人期で約1.6:1である(DSM-5)。
❌ 誤り。ADHDは男性に多い。正しくは、男女比は小児期で約2:1、成人期で約1.6:1である(DSM-5)。
2. 低出生体重児の多くで発症する。
❌ 誤り。極低出生体重は発症の危険因子の1つだが、低出生体重児の多くがADHDになるわけではない。正しくは、ADHDは遺伝的要因の影響が大きく、低出生体重は発症の危険を高める要因の1つにとどまる。
❌ 誤り。極低出生体重は発症の危険因子の1つだが、低出生体重児の多くがADHDになるわけではない。正しくは、ADHDは遺伝的要因の影響が大きく、低出生体重は発症の危険を高める要因の1つにとどまる。
3. 感情における衝動性の高さは改善しやすい。
❌ 誤り。衝動性や感情の調節の難しさは成人期まで残りやすい。正しくは、成長とともに目立たなくなるのは主に運動性の多動で、衝動性・不注意は持続しやすい。
❌ 誤り。衝動性や感情の調節の難しさは成人期まで残りやすい。正しくは、成長とともに目立たなくなるのは主に運動性の多動で、衝動性・不注意は持続しやすい。
4. 約9割の患者は成人期早期までに寛解する。
❌ 誤り。寛解はそれほど多くない。正しくは、多くの患者で成人期にも症状の一部が残り、生活や仕事での困難が続く(DSM-5)。
❌ 誤り。寛解はそれほど多くない。正しくは、多くの患者で成人期にも症状の一部が残り、生活や仕事での困難が続く(DSM-5)。
5. 青年期以降は運動性多動の症状は目立たなくなる。
✅ 正しい。(=正答)年齢とともに行動の抑制が発達し、外から見える多動は軽くなる。ただし内面の落ち着かなさとして残ることが多い。
✅ 正しい。(=正答)年齢とともに行動の抑制が発達し、外から見える多動は軽くなる。ただし内面の落ち着かなさとして残ることが多い。
【試験対策ポイント】
| 症状 | 成長に伴う経過 |
|---|---|
| 運動性の多動 | 青年期以降は目立たなくなる |
| 衝動性 | 残りやすい |
| 不注意 | 成人期まで残りやすい |
男性に多い(小児約2:1・成人約1.6:1、DSM-5)。
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