第56回 作業療法士国家試験 午前 第48問
保健医療福祉第56回午前
ACT〈Assertive Community Treatment〉の特徴として正しいのはどれか。
1. 日中に限定した支援を行う。
2. 医療機関内でのみ援助を行う。
3. 利用者の入院治療を推奨する。
4. 精神障害が軽度な患者が対象である。
5. チームでのケアマネジメントを行う。
- 1. 日中に限定した支援を行う。
- 2. 医療機関内でのみ援助を行う。
- 3. 利用者の入院治療を推奨する。
- 4. 精神障害が軽度な患者が対象である。
- 5. チームでのケアマネジメントを行う。 ✓
正答:5番
解説
■ 正答:5番 — チームでのケアマネジメントを行う。
ACTは集中的な地域支援を必要とする重度の精神障害者を対象に、多職種チームが24時間体制で支援を行うプログラムです。チームによる包括的なケアマネジメントがACTの最大の特徴となります。
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【各選択肢の解説】
1. 日中に限定した支援を行う。
❌ 誤り。ACTは24時間体制で支援を行い、夜間や休日も含めた継続的なケアを実施します。
2. 医療機関内でのみ援助を行う。
❌ 誤り。ACTは「地域支援」が基本であり、利用者の生活の場である地域で、訪問やアウトリーチを通じて支援を行います。
3. 利用者の入院治療を推奨する。
❌ 誤り。むしろACTは脱施設化・地域移行を目的とし、入院を避けて地域での生活継続を支援するプログラムです。
4. 精神障害が軽度な患者が対象である。
❌ 誤り。ACTは入院を繰り返すなど重度の精神障害者や社会的困難を抱える患者を対象としています。
5. チームでのケアマネジメントを行う。
✅ 正しい。精神科医、看護師、心理士、精神保健福祉士など多職種チームが協働し、個別化されたケアマネジメントを実施することがACTの中核です。
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【試験対策ポイント】
• ACT(アサーティブ・コミュニティ・トリートメント)= 重度精神障害者向けの24時間地域支援プログラム
• 地域移行・脱施設化が目的で、入院ではなく地域生活継続を支援
• 多職種チームによるアウトリーチ型の包括的ケアマネジメント