第56回 作業療法士国家試験 午前 第52問
解剖学第56回午前
第56回 作業療法士国家試験 午前 第52問(解剖学)の正答は 4 です。上腕二頭筋は長頭・短頭が合わさった腱で橈骨粗面に停止する。
問題
橈骨粗面に付着する筋はどれか。
- 1. 肘筋
- 2. 上腕筋
- 3. 腕橈骨筋
- 4. 上腕二頭筋 ✓
- 5. 橈側手根屈筋
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.6%難問
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 上腕二頭筋
上腕二頭筋は長頭・短頭が合わさった腱で橈骨粗面に停止する。橈骨粗面は前腕回内位で後方へ回るため、ここに付く上腕二頭筋は肘の屈曲に加えて前腕の回外に強く働く。
【各選択肢の解説】
1. 肘筋
❌ 誤り。肘筋は橈骨には付かない。正しくは、上腕骨外側上顆から起こり、肘頭の外側面と尺骨後面の上部に停止する。
❌ 誤り。肘筋は橈骨には付かない。正しくは、上腕骨外側上顆から起こり、肘頭の外側面と尺骨後面の上部に停止する。
2. 上腕筋
❌ 誤り。橈骨と尺骨の取り違えである。正しくは、上腕筋は上腕骨前面の下半から起こり、尺骨粗面と鈎状突起に停止する。
❌ 誤り。橈骨と尺骨の取り違えである。正しくは、上腕筋は上腕骨前面の下半から起こり、尺骨粗面と鈎状突起に停止する。
3. 腕橈骨筋
❌ 誤り。橈骨に付くが、粗面ではなく遠位端である。正しくは、上腕骨外側縁の下部から起こり、橈骨の茎状突起の上方に停止する。
❌ 誤り。橈骨に付くが、粗面ではなく遠位端である。正しくは、上腕骨外側縁の下部から起こり、橈骨の茎状突起の上方に停止する。
4. 上腕二頭筋
✅ 正しい。(=正答)長頭(肩甲骨関節上結節)と短頭(烏口突起)から起こり、橈骨粗面に停止する(一部は上腕二頭筋腱膜として前腕筋膜に移行する)。橈骨を外側へ回す位置に付くため、回外作用をもつ。
✅ 正しい。(=正答)長頭(肩甲骨関節上結節)と短頭(烏口突起)から起こり、橈骨粗面に停止する(一部は上腕二頭筋腱膜として前腕筋膜に移行する)。橈骨を外側へ回す位置に付くため、回外作用をもつ。
5. 橈側手根屈筋
❌ 誤り。前腕を越えて手まで達する筋である。正しくは、上腕骨内側上顆から起こり、第2(・第3)中手骨底に停止する。
❌ 誤り。前腕を越えて手まで達する筋である。正しくは、上腕骨内側上顆から起こり、第2(・第3)中手骨底に停止する。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 停止 |
|---|---|
| 上腕二頭筋 | 橈骨粗面 |
| 上腕筋 | 尺骨粗面・鈎状突起 |
| 腕橈骨筋 | 橈骨茎状突起の上方 |
| 肘筋 | 肘頭外側面・尺骨後面上部 |
「粗面」は橈骨=上腕二頭筋、尺骨=上腕筋で対にして覚える。
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