第56回 作業療法士国家試験 午前 第53問
解剖学第56回午前
第56回 作業療法士国家試験 午前 第53問(解剖学)の正答は 3・4・5 です。大転子には外転筋(中殿筋・小殿筋)と、深層外旋筋の多く(梨状筋・内閉鎖筋・上下双子筋など)が付着する。
問題
大転子に付着する筋はどれか。2つ選べ。
- 1. 腸骨筋
- 2. 大殿筋
- 3. 中殿筋 ✓
- 4. 梨状筋 ✓
- 5. 内閉鎖筋 ✓
正答:3と4/3と5/4と5 のいずれか
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.5%標準
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3・4番/3・5番/4・5番のいずれも正解 — 中殿筋・梨状筋・内閉鎖筋から2つ
大転子には外転筋(中殿筋・小殿筋)と、深層外旋筋の多く(梨状筋・内閉鎖筋・上下双子筋など)が付着する。中殿筋・梨状筋・内閉鎖筋の3つがいずれも大転子に付くため、このうちどの2つの組合せも正解とされている。
【各選択肢の解説】
1. 腸骨筋
❌ 誤り。腸骨筋は大転子ではなく反対側(内側)の突起に付く。正しくは、腸骨窩から起こり、大腰筋とともに腸腰筋として小転子に停止する。
❌ 誤り。腸骨筋は大転子ではなく反対側(内側)の突起に付く。正しくは、腸骨窩から起こり、大腰筋とともに腸腰筋として小転子に停止する。
2. 大殿筋
❌ 誤り。大殿筋は大転子の外側を越えて走るが、大転子には停止しない。正しくは、上部の線維は腸脛靱帯に、下部の深い線維は大腿骨の殿筋粗面に停止する。
❌ 誤り。大殿筋は大転子の外側を越えて走るが、大転子には停止しない。正しくは、上部の線維は腸脛靱帯に、下部の深い線維は大腿骨の殿筋粗面に停止する。
3. 中殿筋
✅ 正しい。(=正答に含まれる)腸骨翼の外面から起こり、大転子の外側面に停止する。股関節の外転の主動作筋である。
✅ 正しい。(=正答に含まれる)腸骨翼の外面から起こり、大転子の外側面に停止する。股関節の外転の主動作筋である。
4. 梨状筋
✅ 正しい。(=正答に含まれる)仙骨の前面から起こり、大坐骨孔を通って大転子の上縁(尖端)に停止する。股関節の外旋に働く。
✅ 正しい。(=正答に含まれる)仙骨の前面から起こり、大坐骨孔を通って大転子の上縁(尖端)に停止する。股関節の外旋に働く。
5. 内閉鎖筋
✅ 正しい。(=正答に含まれる)閉鎖膜の内面と周囲の骨から起こり、小坐骨孔を出て大転子の内側の転子窩付近に停止する。股関節の外旋に働く。
✅ 正しい。(=正答に含まれる)閉鎖膜の内面と周囲の骨から起こり、小坐骨孔を出て大転子の内側の転子窩付近に停止する。股関節の外旋に働く。
【試験対策ポイント】
| 付着部 | 筋 |
|---|---|
| 大転子(外側面・上縁・転子窩) | 中殿筋・小殿筋・梨状筋・内閉鎖筋・上下双子筋・外閉鎖筋(転子窩) |
| 小転子 | 腸腰筋(腸骨筋・大腰筋) |
| 殿筋粗面・腸脛靱帯 | 大殿筋 |
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